“週末秘湯”で、働く女子のお悩み解決!

雪見湯で美肌マイナス5歳!? 高湯温泉・吾妻屋

8つの浴槽で“天然のサプリメント”を満喫

文:カンパネラ編集部 03.17.2017

東京・大阪・名古屋から2時間で行ける秘湯でリフレッシュして、働く女子のお悩みを解決しようというこの企画、初回は“美肌の湯”。温泉好き女子に人気のにごり湯で、3月中は雪見露天も。研究者によるお墨付きの温泉で、“マイナス5歳肌”を手に入れませんか?

科学が証明する“美肌の湯”は“奇跡の湯”だった

高湯温泉には源泉が9つありますが、いずれも動力(モーター)を使わない自然湧出。泉温も42.8〜50.5度と熱すぎず冷たすぎないため、全施設が「加水や加温は一切なしのピュアな源泉かけ流し」という全国的にも非常に珍しいハイクオリティー温泉です。硫黄を含む温泉は青みがかった乳白色。硫黄泉というと秋田県の玉川温泉や群馬県の草津温泉が有名ですが、実は高湯温泉の硫黄含有量の方が両者よりもずっと多いのです。さらに玉川や草津の湯は入浴時に皮膚がピリッとするのに対し、高湯の湯は肌にまとわりつくような心地よさがあります。

2012年から翌13年にかけて“温泉教授”こと松田忠徳・札幌国際大学教授や東京女子医科大学などと合同で調査を行った結果、高湯の湯は老化の原因となる体内の活性酸素を無害化して排出し、皮膚の還元力をアップして皮膚の酸化を防ぎシミやシワを抑制することが分かりました。つまりは体の内と外からアンチエイジングを促進する、科学に裏づけされた“美肌の湯”なのです。

客室10に対し8つもの浴槽が! 湯巡りで“神秘の温泉”を満喫

“天然のサプリメント”高湯の湯がたっぷり堪能できるのが吾妻屋。客室数は10、定員30名という小さな宿にもかかわらず、浴槽が8つもあります(うち女性が入れるのは5、内湯の家族風呂は到着時に要予約)。それも、檜(ひのき)風呂に自然石を配した内湯(「古霞」)、風情ある湯屋の個室感覚の露天風呂(「風楽」)、新緑から紅葉そして一面の雪景と季節の移ろいを映し出す神秘的な外湯(「山翠」=大露天)と、さながら“温泉テーマパーク”の趣! 風呂場で他の客と鉢合わせすることはほとんどなく、滞在中はかなりの確率でこれらの湯船を独占できます。

到着後、深夜、早朝といつ入浴しても湯温がちょうどいい具合だったのは、湯守を兼ねるご主人の遠藤さんが四六時中目を光らせているから。「湯は51℃と46℃の2つの源泉から引いていて、気温によってそれぞれの湯量を調整し、浴槽の湯は常時42℃に保っています」。硫黄が香るコバルトブルーの湯に身を浸していると、激務やストレスで疲弊した体が少しずつ浄化されていくのが実感されます。あ~、幸せ!

岩魚に桃に高級牛に…“福島のごちそう”がたっぷり

食事は朝夕ともに専用のお食事処でいただきます。ご主人の遠藤さん自ら腕をふるう料理には福島の山海の幸がふんだんに盛り込まれ、懐かしい味覚の数々に箸が進みます。夕食は10品強で、2月に訪れた際は鮭を麹と和えて発酵させた名物「紅葉漬」や、岩魚の塩焼き、シメジや海老など具だくさんの茶わん蒸し、福島牛のしゃぶしゃぶなど福島グルメのオールスターズが所狭しとテーブルに並びました。「うちに限らず、お客さんにお腹いっぱい召し上がっていただくのが福島の旅館のおもてなし」(遠藤さん)なのだとか。そういえば、以前夏場にこの宿を訪れた時は、デザートに大ぶりの桃が1人につき丸ごと1個出てきて驚いた記憶があります。

十分お腹いっぱいになった頃に供されるのが、一本ケヤキをくり抜いた年代物のおひつにてんこ盛りになったご飯(ちなみに飯椀や汁椀も風格漂う黒漆塗りでした)。福島市内の契約農家が栽培する減農薬のコシヒカリだそうで、絶妙な水加減で炊き上げられたお米はふっくらとして艶があり、かむほどに甘みや旨みが広がります。糖質制限ダイエット中にもかかわらず、ついつい2杯もお代わりしてしまいました。