ナウい飲みニケーション!

ユーザーが社員になる!? ジェネレーションギャップがユーザー理解に役立つ/Fablic

第10回 Fablic

文:西本 美沙 / 写真:菊池 くらげ 12.21.2017

本連載も第10回。「今、“飲みニケーション”が復活しているよ」と伝えるこのコーナー、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。そう、「ナウい飲みニケーション」って連載名が何よりダサいんじゃないか、と。50回うなずいてしまうくらい、その通りでございます。そろそろ名前も変えないと……。さてそんななかお邪魔したスタートアップはフリマアプリ「フリル」を展開するFablicです。今まで潜入したどの飲みニケーションよりも若い女性が多い印象。そろそろ言われるかもしれません。「『飲みニケーション』って死語だから!」と。ヒヤヒヤしながらの潜入です。

フリマアプリ「フリル」を運営する株式会社Fablic。「不要なモノや売りたいモノが手軽に出品できる」日本初のフリマアプリとして2012年に登場し、総ダウンロード数は1000万を超えています。そして、2016年には楽天グループに参画し、さらなる成長を続けています。

フリルの特徴はなんと言っても、そのユーザー層。男性ユーザーも増えてはいますが、7割が20〜30代の女性。だからなのでしょうか、Fablicの飲みニケーションには若い女性が多いような? 一体どんな飲みニケーションなのでしょうか。

3カ月に1回、社員合同の飲み会を実施しているというFablic。お邪魔した日は、恵比寿のおしゃれなレストランを貸し切って開催されていました。それでは早速飲みニケーションスタートです。

今回の会場となったアマポーラ恵比寿店
まずはみんなで乾杯!

こだわり1:思わず参加したくなる企画で相手を知る

Fablicの合同飲み会は、社員同士がお互いを知るための施策として定期的に開催しているそうです。またFablic社員だけでなく、最近では楽天のフリマアプリ「ラクマ」メンバーが参加して意見交換をすることもあるのだとか。全体飲み会ではあるものの社員は任意参加です。でも、任意だと参加率が低くなりそうですよね。

「いえ、毎回出席率は高いですよ。今回も約70人が参加しています。それに社員がつい参加したくなるようなコンテンツを用意するようにしています」と社内飲み会を担当している総務の西野さんは言います。

今回の企画を担当した総務の西野さん

「創業当初から社内飲み会は行っていましたが、社員数が30人を超えた頃から、有志たちで社員にまつわるクイズ大会をするようになりました。相互理解を活性化する意味もありますが、コンテンツがあることで飲み会にも一体感が生まれます」

しばらく食事を楽しんだ後は、クイズ大会スタートです

クイズ大会は事前に振り分けられたチーム対抗戦。ふだんなかなか話す機会がない社員同士がコミュニケーションをとれるように部署はあえてバラバラにしたチームにしているそう。ちなみに優勝チームには5万円分のお食事券が贈呈されます。太っ腹! このお食事券を使って、優勝チームみんなで改めてご飯に行ってもらうことで、お互いの理解が進むようにしている格好です。

チームごとに分けられたテーブルでメンバー同士協力し合いながらクイズに挑みます

この日は「天下統一クイズバトル」と称して、各地域にまつわるクイズ大会が繰り広げられていました。社員に関するクイズではないですが、各地域に関するクイズだとメンバーの出身地やルーツを知ることができますよね。