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「行けないけど頑張ってください」は営業妨害!?桂枝太郎さんに聞く

芸能人・一般人を巻き込んだ炎上騒動があぶり出したもの

文/写真:須田 泰成  05.12.2016

「(イベントの告知ページに書かれる)行けないけど頑張ってくださいというコメントは、本当にいりません」。落語家の桂枝太郎さんがSNSでこう書いたところネットで炎上した。枝太郎さんに話を聞きつつ、炎上の裏にあるショービジネス産業の事情と人間心理に迫る。

2015年12月2日、落語家の桂枝太郎(かつら・えだたろう)さんが行ったツイッターへの投稿が炎上した。たった1時間ほどでリツイート数が5000を超えただけではなく、賛否両論に続き激しい罵詈雑言(ばりぞうごん)が加わる騒動へと発展。さらに、桂枝太郎さんに同調した落語家、ミュージシャン、アイドルなどにも飛び火したため、一連の出来事が、ネットニュースだけでなく、テレビなどでも取り上げられ、年末の話題となった。

桂枝太郎さんが投稿した内容は、以下の通り。

しかし、この投稿をあらためて読むと、いったい何が火種となったのか不思議な気分になる。けんかごしの口調では全くなく、むしろ、言葉使いは、十分に丁寧である。

不思議な気分になった理由を探るため、直接、桂枝太郎さんに話を聞いてみた。すると、興味深いことが明らかになってきた。