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5年でこれだけ市場は変わった/たばこ編
──マクロミル「ブランドデータバンク」より(1)

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  • 2017年1月31日 火曜日
  • マクロミル ブランドデータバンク

マクロミルが半年に1回、消費者3万人に実施している持ち物や嗜好、価値観などの調査結果をデータベース化したサービス「ブランドデータバンク(bdb)」。そのデータを、同社が自らさまざまな切り口で読み解く新連載を、「日経デザイン」の協力でスタートします。

 喫煙習慣というのはどれだけ害があると言われても、そう簡単にはなくならない。基本的に職場はどこも禁煙に向かっているようだが、喫煙室が設置されたり、屋上や玄関が喫煙場所になったりして、習慣そのものは残りそうだ。

 厚生労働省の資料「最新たばこ情報」によると、平成元年(1989年)の喫煙率は男性が55.3%、女性が9.4%だった。それが2014年では男性が32.1%、女性が8.5%と減少傾向にある。とはいえ、その間を見ると上がったり下がったりを何度もしている。今タバコを吸っているのはやめられない人、ということだろう。

 ブランドデータバンク(bdb)のデータで見ると、2011年6月調査では男性27.1%、女性11.5%が「よく購入しているたばこ」の銘柄を答えている。2016年6月の調査では男性26.8%、女性9.7%が答えている。喫煙習慣が減少傾向にある点、厚生労働省の調査にほぼ沿っている。

[画像のクリックで拡大表示]
「よく購入しているたばこの銘柄は?」(男性)

 「マイルド」という言葉が健康への被害が少ないとの誤解を招くという問題からか、「マイルドセブン」は「メビウス」と名前を変えた。今回の表ではそこを覚えておいてほしい。マイルドセブンは名前を変えて残っている。

 驚くのは「セブンスター」の人気の高さだ。今なおタバコを吸っている人を見ると男女ともに人気トップがセブンスターなのだ。1969年に発売され、現在まで人気を誇っている。今では19種類ほどのバリエーションが存在している。吸わない人には分からない特徴がそれぞれにあるのだ。

 コンビニのレジで3桁の数字を言って買っている人をよく見かけるが、こんな中から選ぶのだから大変だ。名前だけで違いがちゃんと伝わるとは思えない微妙な商品作りがされている。日本の異常な商品開発はシャンプーやリンスだけではない。毎年変わるビールの銘柄、トヨタの車の種類──日本独自の商品開発がたばこにもある。

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