トップページ今週のデータ&ランキング

35~39歳の“中流”男性はどのブランドが好き?
――マクロミル「ブランドデータバンク 消費者3万人調査」より

印刷する
  • 2018年2月26日 月曜日
  • マクロミル ブランドデータバンク、 編集協力:日経デザイン

半年に1回、消費者3万人を対象に、持ち物や嗜好、価値観など、さまざまな項目を調べているブランドデータバンク(bdb)調査。今回は35~39歳で個人年収が300万〜500万円の男性が好むブランドについて分析してみよう。

 2017年6月のブランドデータバンク調査では、30代後半男性の個人年収は平均で398万円。10年前、2007年6月調査における30代後半男性は517万円。100万円以上、下がっている。平均世帯年収で見ても2017年は561万円、2007年は637万円で、こちらも減っている。

[画像のクリックで拡大表示]

 そうした状況の中、今回は、30代後半の男性のうち、お金の面で平均的と言える人々、つまり個人年収300万〜500万円の層を対象に、好むブランドを分析してみる。2017年6月の調査では30代後半男性2196人のうち、958人が該当する。

 彼らの情報接触の態度をざっくり言うと、テレビ情報は信じない。スマートフォンの動画広告はよく接触し、信頼もしているとなる。

 さらにライフスタイルに関する設問に対する答えを見ていくと、価格の高いものは信用できる、売れているものは間違いない、と考える。そして欲しいものはそれほどないため、お金は貯蓄するより投資する。どちらかと言えば出世はしたいが、飛び抜けてよい暮らしがしたいとも、人よりも輝きたいとは思っていない――となる。平均的な暮らしができれば十分だ、とでもいうような回答が印象的である。

男性タレントには興味がない?

 好きな有名人からも、そうした傾向がうかがえる。男性有名人では1位が「ダウンタウン」(3.1%)、2位が「松本人志」(2.6%)、そして3位が「タモリ」(2.5%)となった。

 いずれも文句のつけようがない人気タレントだが、言うまでもなく松本人志さんはダウンタウンの一人。支持率も一桁台で、支持するタレントが分散していることが伺えるが、逆に言えば、この層の人たちは、さほどタレント自体に興味がないのではないか。無難な選択をしたのではないか、という印象も受ける。

 では、各人の“趣味性”が現れそうな服や靴、スポーツウエアなどのジャンルはどうだろう。

 服では1位が「ユニクロ」(23.4%)、2位が「ビームス」(6.1%)、3位が「ジーユー」(5.6%)。靴は1位が「ナイキ」(22.2%)、2位が「アディダス」(17.3%)、3位が「ニューバランス」(9.1%)。スポーツウエアは1位「アディダス」(37.9%)、2位「ナイキ」(24.3%)、そして3位が「アシックス」(6.3%)という結果になった。実にバランスのよい、言い換えるとあまり意外性のない結果になっている。

 とはいえ、より強く「自分らしさ」や「個性」がほのみえる結果もある。その1つが腕時計。1位は「カシオ」(16.2%)、2位は「セイコー」(13.4%)と定番ブランドだが、3位に「オメガ」(8.8%)が入った。表にはないが、さらに「ハミルトン」「ニクソン」「ポール・スミス」「アニエスベー」などのブランドもランクインしている。

 またバッグでは1位「ポーター」(10%)、2位「コーチ」(3.2%)に続いて3位は「オロビアンコ」(2.1%)という、1996年にイタリア・ミラノで生まれた比較的新しいブランドが入ったことが目を引く。

 元々、時計、バッグはその人らしさ、個性が出やすいジャンル。この層の人たちにとっても、こだわりたい分野の1つなのだろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加 ツイッターに投稿する Facebook mixiチェック

ログイン

記事をお読みになるには購読申し込み後に、ユーザーID、パスワードの登録が必要です。

登録・変更

最新号

  • 年間購読のご案内
  • カートに入れる
  • 編集部へのご意見、お問い合わせ

日経デジタルマーケティング

メールマガジンのお申し込み

日経デジタルマーケティングのサイトへ

本サイトは更新を終了しました

 「日経デジタルマーケティング」は2018年4月2日、「日経クロストレンド」に名称を変更しました。デジタルマーケティング関連の最新記事は日経クロストレンドでお読みください。

 本サイトは更新を終了し、19年3月31日に閉鎖する予定です。長い間のご利用、ありがとうございました。