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20代後半年収400万円以上の女性は何が好き?
――マクロミル「ブランドデータバンク 消費者3万人調査」より

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  • 2017年6月27日 火曜日
  • マクロミル ブランドデータバンク、 編集協力:日経デザイン

半年に1回、消費者3万人を対象に、持ち物や嗜好、価値観など、さまざまな項目を調べているブランドデータバンク調査。今回は20代後半(25~29歳)で、個人年収が400万円以上の女性が好むブランドについて分析してみた。

 まずはブランドデータバンク調査の結果から、20代後半の女性の全体を俯瞰してみよう。この層の個人年収は169万円。既婚率は39.1%で、学歴は大卒以上が54.5%と過半数に達し、39.6%が親と同居している。

分析対象の属性

 今回の分析対象である20代後半で、個人年収が400万円以上の女性の層では、既婚は30.9%と全体平均より8.2ポイント低い。また親と同居している人は26.1%と、こちらも全体平均より13.5ポインも少ない。

 こうした女性のお小遣いを含めた「1カ月に自由に使える金額」を見ると、10万円以上と答えたのが24.5%、5万円以上10万円未満と答えたのが31.4%だった。お小遣いの金額(5万9100円)から想定される以上に、余裕ある生活をしているようだ。

 趣味のカテゴリーを見ると、1位は「国内旅行」(41.5%)、2位が「ショッピング」(34%)、そして3位が「海外旅行」(33%)となっており、それなりにお金が自由になる生活を送っていることが想像できる。

 次にこの層の既婚者に絞って見ると、実に94.8%の人が会社員や公務員といった定期収入を得られる職に就いている。女性の人材活用を考え、就業形態の多様化、産育休制度など会社の体制も整ってきている。若いうちに結婚して主婦になるのが当たり前だった時代とは異なり、女性の働き方・生き方の選択肢が広がり、自由に自分の好むライフスタイルを謳歌しているのかもしれない。

 今回の分析対象の両親は、いわゆるバブル景気を楽しんだ世代に当たる。両親の中には、バブル時代も今も海外ブランドが好きな人が多いのかもしれない。

憧れと現実的な好みが同居

 そんな親を持つ、今回の分析対象の女性たちが好むバッグのブランドを見ると、1位が「コーチ」(16.5%)、2位が「ケイトスペードニューヨーク」(9.6%)、そして3位が「ルイヴィトン」(9%)となった。

 海外ブランドが上位を占めたものの、バブル時代を象徴するようなハイブランドとは少し違った、今どきの20代後半の女性が好むラインアップになっているのではないか。

 そうした傾向は海外旅行先の選び方からも感じられる。1位は「ソウル」(9.6%)、2位は「パリ」(8%)、そして3位は「台北」(6.9%)となった。パリは憧れも含めて人気を集めたのかもしれないが、1位と3位には、比較的手頃な価格で楽しめる場所と言える韓国と台湾がランクインしている。

 自動車についても同様の傾向が見られる。一番人気はBMW「1シリーズ」(2.7%)で、続く2位がトヨタ「アクア」(2.1%)、そして3位がスズキ「MRワゴン」(1.6%)となった。

 1シリーズもBMWの中では手ごろな価格の小型車だが、アクアやMRワゴンとは価格帯がかなり違う。こうした憧れのブランドと、手ごろで現実的なブランドがともに人気を集めるのが、この層の女性たちの好みの傾向の1つであるようだ。

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