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エコニュース

2017年1月12日

三菱レイヨン、ドイツメーカーの米国炭素繊維製造拠点を買収、北米で事業拡大

 三菱レイヨンは、ドイツの炭素繊維複合材料メーカー、SGLグループの米国での炭素繊維製造拠点、SGLカーボンファイバーズ(SCF、ワイオミング州)を買収する。風力発電設備や自動車の材料用で需要が増加する中、北米で事業拡大を図る。米国100%子会社のMRCFACがSCFの親会社から全持ち分を取得する。4月初めまでに子会社にする。

 SCFの買収は炭素繊維の焼成能力増強が目的となり、三菱レイヨンの炭素繊維製造能力は年間1000t以上増加する。三菱レイヨンは航空機や圧縮ガスタンクに使われるレギュラートウと呼ぶ炭素繊維並みの物性と品質を持ちながら、大型部品成形時に高い生産性を可能にする炭素繊維「高機能ラージトウ」を開発し、用途開拓を推進している。

 トウは繊維の束を意味し、ラージトウはレギュラートウよりトウが多い。ラージトウはレギュラートウより安価で、特に風力発電のブレード(翼)向けに需要が伸びている。自動車を軽量化するための材料としても各種の中間材料で引き合いが増え、三菱レイヨンの生産設備は高い稼働状態が続いている。買収でラージトウの需要に対応する。

 三菱レイヨンは現在、年間1万100tの炭素繊維生産能力を持つ。MRCFACの米国工場が近く製造能力を高めるほか、大竹事業所(広島県大竹市)が2017年内の能力増強を予定する。SCFの買収を合わせ、年内には製造能力が年間1万4300t以上になる。炭素繊維市場の拡大を踏まえ、SCFの敷地内に炭素繊維と中間材料製造設備の増設も検討する。

(日経BP環境経営フォーラム

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