三菱電機は、香港の大規模商業施設「香港SOGO(そごう)」外壁の大型映像装置を受注した。独自開発した黒色パッケージのLED(発光ダイオード)などを装備して高いコントラストと広い視認角度を両立させた。ビル外壁に設置する高解像度スクリーンで香港最大となる。2月中旬に工事を始め、国慶節にあたる10月1日に稼働を始める。

 受注した大型映像装置「三菱オーロラビジョン」(海外製品名「ダイヤモンドビジョン」)は、テニスコート5面分以上に相当する縦19.2m、横71.68m、面積約1376.3m2、2922型の大型スクリーンに、縦型のフルハイビジョン映像(画素数縦1920ピクセル、横1080ピクセル)を6面表示する。発光素子は高輝度フルカラーLED方式だ。

 独自開発の黒色パッケージのLEDは、LEDの外形を黒色にして非点灯時の輝度を下げ、点灯時とのコントラストを高めて視認性を向上させる。スクリーンへの太陽光の直射によるコントラスト低下を防ぐため、ひさしのショートルーバーを設置した。併せて、日差しのある屋外で見上げる際に求められる表示の鮮明さと水平・下方向からの視認性に対応する。

 香港SOGOは、香港最大の繁華街になっている銅鑼湾地区を代表する大型商業施設の1つで、今回、広告看板を置き換えて大型映像装置を導入する。黒色パッケージLEDとショートルーバーによる高コントラストと広い視認角度が評価されて受注した。三菱電機は東京・新宿や米国ニューヨークでビル外壁設置のスクリーンを納入している。

(日経BP環境経営フォーラム

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