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NEC、高級漆器調のバイオプラスチックで耐傷性向上、蒔絵(まきえ)調印刷も実現

 NECは、非食用植物由来の原料(セルロース)を使う高級漆器調の漆黒バイオプラスチックで、美しい外観を保持するための耐傷性向上に成功した。高級漆器に筆で描かれる蒔絵(まきえ)調の印刷も実現して実用化に近付けた。樹脂材料メーカーとの連携体制を構築し、環境調和性と装飾性を重視する耐久財や高級日用品での活用を進める。

 CO2排出量削減や資源枯渇対策でNECは、植物を原料に使った高機能バイオプラスチックを開発して製品に適用している。普及拡大に向けて新たな付加価値を目指し、伝統工芸の漆器のような漆黒の美しさがある漆ブラック調のセルロース系バイオプラスチックを2016年に開発した。日本を代表する漆芸家の下出祐太郎さんと共同で行っている。

 開発を公表した後、多くの製品分野の関心を集め、耐傷性と装飾性への期待が高まった。今回、低い明度、高い光沢度といった漆ブラックの光学特性を保持しながら、布や紙で繰り返し擦っても傷が入りにくくする添加成分の配合技術を新たに開発した。装飾性を重視した用途で使われるプラスチックの中で最高水準の耐傷性を達成している。

 蒔絵は漆器の表面に漆で描く絵を意味する。下出さんの精緻で立体感のある蒔絵をモデルにスクリーン印刷で再現した。描写をデジタル画像処理し、インクの組成や着色成分を最適化して立体的で滑らかな厚塗り印刷をした後、特殊な金属粉で金色を表現した。バイオプラスチック成形体に高品質な蒔絵印刷ができ、量産品の付加価値が高まる。

(日経BP環境経営フォーラム

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