• ビジネス
  • xTECH
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

エコニュース

住友林業、木造超高層建築物の開発構想を策定、街を森にする環境木化都市を実現

 住友林業は、高さ350mになる木造の超高層建築物を開発する構想「W350計画」を策定した。街を森に替える環境木化都市の実現を目指す。建築構法、環境配慮技術、部材や資源に使用する樹木の開発など、未来の技術への行程表(ロードマップ)にして、木造建築物の可能性を広げる。1691年の創業から350周年にあたる2041年を目標にする。

 W350計画は、2月20日に会社設立70周年を迎えるのを機にまとめた。想定する建物は高さ350m、地上70階建てで延べ床面積は45万5000m2だ。店舗、オフィス、ホテル、住宅などの用途を想定する。木材比率9割の木鋼ハイブリッド構造とし、木材と鋼材を組み合わせた柱・梁(はり)の構造に鉄骨の筋交いを配置する。建物内部は純木造にする。

 木材の使用量は、住友林業の木造住宅約8000棟分にあたる18万5000m3に及び、炭素として固定するCO2の量は約10万tになる。生物にとって快適な環境をつくり、すみかになる森のような建築物にする。街中に木造建築物が増えることで、地上の緑が建物、都市とつながり、都市の生物多様性に貢献する。総工費は約6000億円と試算している。

 木材利用量の増加によって、間伐や再造林など森林整備が促進され、森が健全な状態になってCO2の吸収量が確保できる。ただ、計画の総工費は現在の技術の積み上げでは従来型のほぼ2倍とされる。住友林業は今後、技術開発を進めて経済的に実現性を高め、併せて耐火・耐震・耐久性能の引き上げや新たな部材、構法の開発に力を入れる。

(日経BP環境経営フォーラム

▼関連情報

環境ブランド調査 2017 環境に関する企業ブランドランキング

Nikkei BP Eco-brand Survey 2016

環境・CSR報告書大全 2018 DVD-ROM サポートWEB

会員専用オンラインセミナー ログイン

日経BP  ESG経営フォーラム 新規入会/活動のご案内

Nikkei BP Eco Management Forum. An invitation to take action 2017

トップが語る 環境経営 時代の証言 2010-2013

日経エコロジー ― 環境対応と社会課題解決で経営を革新する ―

環境と共に成長する 日経エコロジー

別冊・書籍のご案内

書籍
「森で経済を作る―グリーンエコノミー時代を拓く」