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エコニュース

2017年2月17日

東レ、屋内センサー向けの有機薄膜太陽電池を開発、蛍光灯の照明でも安定駆動

 東レは、屋内センサー向けの有機薄膜太陽電池モジュールを開発した。無線センサーに搭載して実証実験したところ、シリコンに代表される従来の無機系太陽電池では難しかった屋内の蛍光灯照明のような暗い環境でも、安定して駆動することを確認した。完成度を高めて2019年ごろの事業化を目指し、ユーザー各社とも連携して開発を進める。

 有機薄膜太陽電池は無機化合物の従来型太陽電池と異なり、有機化合物が太陽光を吸収して電気を発生させる。発電層が薄く軽量で柔軟性があるうえ、低コスト化も可能な次世代太陽電池とされる。東レは、単層素子で世界最高水準の10%超(太陽光)~20%超(屋内光)の変換効率を達成している太陽電池を基に、無線センサー用を開発した。

 高品質発電材料の合成技術をはじめとする実用プロセスを構築して実現した。屋内用アモルファスシリコン太陽電池モジュール(a-Si)と比べ、直射日光が当たらない低照度環境で最大約2倍の発電量が得られる。無線センサーに搭載した実証実験では長期間の安定駆動に加え、a-Siがデータ送信可能になる明るさの半分で安定してデータ送信できた。

 開発した太陽電池モジュールは塗布プロセスで製造し、多様な形状の太陽電池が低いコストで作製できる。将来さまざまな場所に設置されると予想される、無線通信機器に適した電源として、現状の無機系太陽電池で課題になっている低照度の変換効率の低さを解決する。無線通信機器だけでなく医療の分野でも市場の形成が期待されている。

(日経BP環境経営フォーラム

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