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エコニュース

2017年2月24日

東レ、燃料電池電極基材の大型生産設備を愛媛工場に新設、将来の需要増に対応

 東レは、燃料電池スタック(セルを積層・結合した構造体)の電極基材用カーボンペーパー(多孔質の炭素繊維・炭素の複合材料)を生産する大型設備を愛媛工場(愛媛県松前町)に新設する。国内外の自動車メーカー各社による次世代燃料電池車(FCV)開発の本格化や、定置用燃料電池の普及などを受け、将来の需要増に対応する。

 カーボンペーパーは電極基材のガス拡散層に使われ、東レは滋賀事業場(大津市)で生産している。今回、同事業場の約5倍の生産能力を持つ設備を、愛媛工場に新たに設けることにした。高付加価値のカーボンペーパーが効率的に生産できる最新設備を入れ、2018年5月の完成を目指す。同事業場と合わせて、能力は現在の6倍になる。

 FCVは走行中にCO2を排出しないうえ、燃料充てんでガソリン車並みの利便性があり、究極の環境車とされる。自動車メーカー各社は2020年ごろの販売開始を予定する次世代モデルの開発を推進している。加えて、定置用燃料電池やフォークリフト向けなどの用途でも伸びが見込まれ、東レは生産能力の大幅な増強が必要と判断した。

 東レは、燃料電池スタックの電極基材用カーボンペーパーの開発を30年間続けている。トヨタ自動車が2014年12月に発売したFCV「MIRAI(ミライ)」と、ホンダが2016年3月に投入したFCV「CLARITY FUEL CELL(クラリティフューエルセル)」にも使われている。ガス拡散性、耐久性などが評価された。定置用でも採用実績がある。

(日経BP環境経営フォーラム

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