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エコニュース

2017年3月13日

帝人、自動車用樹脂窓のハードコート技術を開発、高い耐摩耗性で車体を軽量化

 帝人は、自動車用樹脂窓の新たなハードコート技術を開発した。実車サイズや、複雑な曲面を持つ樹脂窓に、ガラス並みの高い耐摩耗性と、従来品の2倍の耐候性を実現する。車体を軽量化するための窓の樹脂化を加速させる。早期の事業化を目指し、松山事業所(松山市)の試験プラントで量産化を見据えた生産技術の確立に取り組む。

 自動車業界では、燃費性能向上を目的にした車体軽量化の一環で、ガラス窓から樹脂窓への転換が進んでいる。バック、サイドウインドーなど高い耐摩耗性が必要な窓での樹脂化ニーズの高まりを受けて開発した。ポリカーボネート(PC)樹脂はガラスより耐摩耗性が低く、窓の開閉やワイパーなどで表面に傷が付きやすいことが課題だった。

 自動車保安基準の改正で2017年7月から国内で発売する新車種の窓に、より高い耐摩耗性が求められる。樹脂窓の一般的なハードコート法「ウェット法」では、新基準を満たせない。さらに、PC樹脂は紫外線などに長時間さらされると変色しやすく、外装部品に使う際の耐候性が問題だった。新ハードコート技術はこうした課題を解決する。

 帝人は、ウェット法でハードコートしたPC樹脂に、ハードコート材料をガスにする「プラズマCVD法」でハードコートを加え、耐摩耗性と耐候性を付与する技術を開発している。しかしサイズが限られ、複雑な曲面には難しかった。今回、新開発した設備でサイズを1m2に広げ、複雑な曲面に均一にコーティングできるようにした。

(日経BP環境経営フォーラム

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