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エコニュース

2017年3月16日

住友電工、中空糸膜使用の膜分離排水処理装置をデニム素材メーカーの工場に納入

 住友電気工業は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製の中空糸膜「ポアフロン」を使用した膜分離排水処理装置を、大手デニム素材メーカー、カイハラ(広島県福山市)の吉舎工場(同県三次市)とタイの工場に納入した。難分解性で膜を汚しやすい物質のPVA(ポリビニルアルコール)を含む排水処理の実証実験で性能を確認した。

 中空糸膜は、細い中空繊維の表面に微細な穴が多数あいているストロー状のろ過フィルターで、ポアフロンは住友電工が製造する多孔質材料の商標名を指す。住友電工のPTFE中空糸膜は柔軟性が高くて膜が揺れやすい。その素材特性から膜が汚れにくく、単一の素材でできた中空糸膜としては、他の素材の膜と比べて8~10倍の強度がある。

 中空糸膜を数百~数千本束ねた膜モジュールを中心に、膜を浸す槽、ポンプ、送風機、制御盤などをパッケージにした排水処理装置を開発した。中空糸膜を適正配置した膜モジュールで効率を高め、最小限の機器構成で省エネ運転を実現する。 PVAは合成樹脂の一種でのりに使われ、実証試験の結果、吉舎工場とタイの工場に採用された。

 吉舎工場は1日1200m3、タイの工場は同800m3の排水量がある。住友電工の装置導入で排水水質や外部環境の変化に対して安定した処理が可能になった。産業廃棄物、エネルギーコスト、設置面積も低減した。住友電工はこれまで、主に膜モジュールの形態で販売してきたが、今後は膜モジュールを組み込んだ装置システムの展開を強化する。

(日経BP環境経営フォーラム

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