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エコニュース

2017年3月22日

清水建設、処分場に埋め立てられた石炭灰のリサイクル技術を開発、再生資材を製造

 清水建設は、東北電力、産業廃棄物処理などを手掛ける恵和興業(仙台市泉区)とともに、石炭灰(エージング灰)をリサイクルする技術を開発した。石炭火力発電所から発生する石炭灰(新生灰)のうち、処分場に埋め立てられたエージング灰に、セメントと水を混ぜて砂粒状の再生資材を製造する。東北地方の震災復興事業での活用を目指す。

 清水建設が恵和興業と宮城県南三陸町の災害廃棄物処理業務で実用化したリサイクル技術を活用する。リサイクル造粒材の製造ノウハウを生かし、処分場で湿潤化したエージング灰に含まれる水分の割合を踏まえたセメント・水の最適な配合設計手法を確立した。再生資材は路盤材や盛土材に求められる品質管理基準・規格値を満たす。

 震災以降に石炭火力発電所の発電量が増加し、石炭灰の発生量も増えている。石炭灰はセメント原料や海面埋め立て資材に使われるものの、エージング灰は増加傾向にある。震災復興では防潮堤や防波堤の築造、道路の新設、かさ上げに多量の地盤材料が必要になることから、清水建設はエージング灰の資材化に向けた環境適合性評価を進めた。

 湿潤化されたエージング灰は、原料炭産地や発電所の運転条件などで性状が変動する新生灰と比べ、安定している。大量のストックがあり、需要に応じて安定供給できる。土壌汚染対策法に基づく特定有害物質の溶出量・含有量検査でも基準をクリアしている。清水建設は自治体、省庁など関係機関に、エージング灰を使った再生資材を提案する。

(日経BP環境経営フォーラム

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