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エコニュース

2017年5月16日

富士通、2050年に向けた中長期環境ビジョン策定、脱炭素社会へICTで技術革新

 富士通グループは、2050年に向けた中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision(フジツウ・クライメット・アンド・エネルギー・ビジョン)」を策定した。気候変動対策での役割や、実現する未来の姿を示した。ビジョンを達成することで脱炭素社会をけん引するため、ICT(情報通信技術)を活用した技術革新を創出する。

 ビジョンは、ICTによって自ら脱炭素化にいち早く取り組むことと、そこで得られるノウハウと自社のデジタル技術を顧客や社会にソリューションにして提供し、事業を通して気候変動の緩和を図ることを目指す。“自らのCO2ゼロエミッション(排出ゼロ)の実現”“脱炭素社会への貢献”“気候変動への適応に貢献”の3つの軸で構成する。

 自らのCO2ゼロエミッションの実現は、人工知能(AI)を使った制御でデータセンターの電力消費量を最適化するなど、最先端の技術を開発・導入してCO2排出量を大幅に削減する。併せて、再生可能エネルギーや、取引可能な温室効果ガス削減量を証明する排出枠を戦略的に活用し、2050年までに自らのCO2ゼロエミッションを目標にする。

 脱炭素社会への貢献は位置、気象、交通量などの情報をリアルタイムに分析・予測して車の運行を最適化するなど、さまざまなモノやサービスをつなげて社会システム全体でエネルギーの最適利用を促す。気候変動への適応に貢献は、社会インフラ構築や農産物の安定供給、食品ロス最小化に、センシング技術やAIの高度な需給予測を生かす。

(日経BP環境経営フォーラム

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