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エコニュース

2017年6月14日

三菱日立パワーシステムズ、石炭ガス化炉工場が完成、IGCCの一貫生産体制構築

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が長崎工場(長崎市)に造った石炭ガス化炉工場が完成し、炉の製造作業を始めた。同社は三菱重工業と日立製作所の事業を統合し、火力発電システム事業全般を手掛ける。次世代の高効率石炭火力発電技術とされる石炭ガス化複合発電(IGCC)プラントの主要設備を製作する。MHPSはこれで長崎工場にIGCC一貫生産体制を構築した。

 IGCCは石炭をガス化炉でガスにし、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル方式で発電する。従来の石炭だきと比べて発電効率が大幅に向上し、CO2排出量を低減する。石炭を効率的にガス化するには高温高圧の環境が必要になる。石炭ガス化炉は高温に耐えるガス化装置と高圧にする圧力容器で構成する。

 完工した石炭ガス化炉工場は高温高圧に対応した製品を製作するため、石炭だき火力発電のボイラー製造で蓄積した溶接などの要素技術に加え、新しく開発した自動溶接装置や、IT(情報技術)を活用した生産方式を導入した。製造を始めた炉は、輸送できる最大重量までガス化装置と圧力容器を一体化して建設地に運び、工期を短縮する。

 製造する石炭ガス化炉は、三菱商事子会社で発電事業の三菱商事パワー、三菱重工、三菱電機、東京電力ホールディングスなどが出資する発電事業会社、勿来(なこそ)IGCCパワーが福島県いわき市に建設している出力54万kWのIGCC施設向けとなる。2018年6月から出荷する。MHPSはIGCCの普及を推進し、資源の有効利用と環境保全を図る。

(日経BP環境経営フォーラム

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