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エコニュース

2017年6月30日

花王、「紙ベース鋳造用湯道管の開発」で環境への配慮の表彰「GSC賞」を受賞

 花王は、「紙ベース鋳造用湯道管の開発」で「第16回グリーン・サステイナブル ケミストリー(GSC)賞」の経済産業大臣賞を受賞した。同賞は、公益社団法人新化学技術推進協会が主催し、環境に配慮した技術を表彰するものだ。鋳造用の湯道管に、再生パルプを使って耐熱性などの機能を持たせたことにより、軽量化したうえ廃棄物を大幅に削減できる。表彰式は7月3日に行われる。

 鋳造は、砂などで作った鋳型に約1400℃の溶融金属を流し込んで成形する金属加工方法を指す。湯道管は鋳型の一部を構成し、溶融金属を注入する際に利用する。従来は陶製などが使われてきた。陶製は重くて扱いにくいため、使用後には残さい物として廃棄していた。リサイクルする鋳型の砂に混入すると砂の再生の障害になるなどの課題があった。

 紙ベース鋳造用湯道管は紙の成形加工技術を応用した。再生パルプと耐熱性材料との複合成形体で非常に軽い。主材が再生パルプのため、ノコギリなどで容易に切断できる。端の部分ははめこみ式の継ぎ手で接続や組み立てもしやすくした。管や接続部は鋳型造型時に砂の重量でつぶれることのないよう十分な強度を確保している。

 陶製の湯道管と比べて廃棄物重量を16分の1に減らすことができる。鋳物の製造で産業廃棄物の低減が求められていることから開発した。「EGランナー」の商品名で展開している。GSC賞は、人と環境に優しく、持続可能な社会の発展を支える化学の推進に貢献する業績を表彰する。経済産業大臣賞は産業技術発展の取り組みが選ばれる。

(日経BP環境経営フォーラム

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