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エコニュース

2017年8月8日

ヤマト運輸、水上バスで利用客とともに荷物を運ぶ「客貨混載」の実証実験を実施

 ヤマト運輸は、水上バスで利用客とともに荷物を運ぶ「客貨混載」の実証実験を東京・隅田川で8月10日から31日まで実施する。東京都や、水上バス「東京水辺ライン」を運航する公益財団法人の東京都公園協会と行い、輸送ニーズとの適合性や課題の抽出を通じて実現の可能性を探る。物資の輸送に水上バスが活用できるかを検証する。

 ヤマト運輸はトラック輸送に伴うCO2排出量の削減などを目的に、岩手、宮崎、熊本、兵庫県と北海道で路線バスによる客貨混載を展開している。今回は船を対象にする。CO2削減に向けてトラック輸送を海運や鉄道に転換するモーダルシフトを推進するヤマト運輸と、災害時の円滑な物資輸送を目指す東京都、公園協会の方向性が一致した。

 水上バスでの実証実験は、東京都を訪問した観光客から荷物を預かって水上バスで運び、観光を楽しんでいる間に目的地まで配送することを想定する。定期運航している水上バスを使って、実験用コンテナの模擬貨物を輸送し、搬入・搬出にかかる時間や必要人員、船内で安全性を確保するための人の配置、旅客輸送への影響などを確認する。

 「浅草(二天門)」「墨田区吾妻橋」「両国」「明石町・聖路加ガーデン前」の各船着き場の間をルートにする。初日は午前11時2分に墨田区吾妻橋で荷物を積み、同11時50分に明石町・聖路加ガーデン前で下ろす。その後は時間帯や船着き場を変えて実験し、水上バスの客貨混載実現につなげる。水上バスにはヤマト運輸社員が同乗する。

(日経BP環境経営フォーラム

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