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エコニュース

2016年8月19日

東芝、佐賀市清掃工場向けCO2分離回収プラントが稼働、清掃工場で商用利用初

 東芝が佐賀市に納入した佐賀市清掃工場向けCO2分離回収プラントが8月26日に稼働を始める。ごみを処理する過程で発生する排ガスからCO2を分離回収する。清掃工場で商用利用される、世界で初めてのCO2分離回収プラントとなる。プラントで回収したCO2は同市が事業者に売却し、藻類の培養や農作物の栽培などに活用される。

 このプラントには東芝が火力発電所向けに開発した化学吸収法のCO2分離回収技術を適用した。アルカリ性の液体「アミン水溶液」をごみ焼却時に発生する排ガスに接触させて、排ガスからCO2を吸収し、その水溶液を加熱することでCO2を高純度で分離回収する。この仕組みで清掃工場の排ガスの一部から、1日最大10tのCO2が回収できる。

 東芝は2013年10月に佐賀市の「清掃工場バイオマス利活用促進事業」で小型のCO2分離回収実験プラントを佐賀市清掃工場に納入した。実験プラントは累計8000時間稼働している。東芝と同市はそのデータを基に、農業に提供できる高純度のCO2分離回収技術やCO2の利活用法の検討、清掃工場での回収コストの評価などを共同で実施した。

 今回のCO2分離回収プラントはこれらの知見を生かし、清掃工場固有の排ガスによる不純物の影響を考慮した分離・回収システムを確立した。東芝はこのプラントや、福岡県大牟田市の火力発電所に設置して開発、改良、実証を行っているCO2分離回収パイロットプラントの実績に基づき、CO2分離回収技術の高性能化と市場拡大を進める。

(日経BP環境経営フォーラム

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