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エコニュース

2017年9月6日

三菱重工、グループ企業が大型冷凍機事業の拠点を移転、省エネで競争力を強化

 三菱重工サーマルシステムズ(MTH)は、大型冷凍機事業の拠点を高砂製作所(兵庫県高砂市)から、三菱重工の神戸造船所(神戸市兵庫区)内に移転した。同社は三菱重工業のグループ企業で、冷熱製品の製造・販売を手掛ける。神戸地区に移して資源を有効活用し、大型冷凍機の新工場でニーズの高い省エネ性能を一層高めて競争力の強化を図る。

 MTHの新工場「神戸製作所」は、9月4日に稼働を始めた。三菱重工が進める伸長事業の規模・収益拡大施策の一環として、組立、動力、試運転などの各専用棟で構成し、最新鋭の試運転装置を導入した。小型から大型まで幅広い機種を生産し、試運転を行う能力を持つ。開発・サービス部門は敷地内にある建物「Eビル」に入った。

 Eビルは三菱重工の総合研究所やICT(情報通信技術)機能のICT本部、グループ企業でITS(高度道路交通システム)関連事業の三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)が入居する拠点として3月に完成した。7階建てで約1万2300m2の延べ床面積がある。MTHは総合研究所、ICT本部、MHI-MSと技術交流して、ターボ冷凍機の高度化につなげる。

 大型冷凍機は国内の需要が堅調に推移し、MTHは省エネ性能の追求を継続すると同時に、環境への影響が抑えられる冷媒を採用した製品を開発・販売している。海外需要は高い成長が続き、MTHは世界市場でのシェア拡大を優先課題に取り組む。今後の生産は神戸製作所と海外の生産拠点で行い、高性能製品のラインアップ拡充を推進する。

(日経BP環境経営フォーラム

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