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エコニュース

2017年10月31日

トヨタ自動車、農作物の品種改良を加速させる独自技術でライセンス契約を締結

 トヨタ自動車は、農作物の品種改良を飛躍的に加速させる独自のDNA解析技術「GRAS-Di(グラスディーアイ)」に関し、研究機関・企業3者とライセンス契約を10月30日に締結した。開発を公表した2016年9月以降、3者の評価を受けてきた。11月からDNA受託解析事業で実用化される。バイオ燃料や食糧の増産、作物の耐病性向上につながる。

 GRAS-Diは、有用な遺伝子を持つ個体の選抜工程が大幅に簡略化でき、コストを従来技術の約3分の1、期間を同約10分の1にする。遺伝子情報の数千~数万カ所を高い再現性で増幅しながら、DNAの合成・複製に必要な核酸の断片調整で解析サンプルの配列を増やす技術と、遺伝子情報を1度に数千万~数十億カ所解析できる機器を活用した。

 品種改良は従来、過去の実績に基づいて両親になる品種を選定・交配して子孫を評価する作業を繰り返し、目的の特性を持つ新品種を選抜する。このためコストや期間がかかっていた。公益財団法人のかずさDNA研究所、世界的バイオ分析企業のユーロフィンジェノミクス、遺伝子情報解析受託ベンチャーのジーンベイが、トヨタと契約した。

 GRAS-Diは品種改良全般に応用可能で、農業のほか畜産業、林業、水産業など幅広い展開が期待できるという。トヨタは自動車産業の成長を支える環境貢献型事業が必要と判断し「バイオ・緑化研究所」を1999年5月に設立した。自動車事業の生産管理の手法や工程改善のノウハウを農業に応用する取り組みや、各種の技術開発を進めている。

(日経BP環境経営フォーラム

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