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エコニュース

2017年11月8日

東レ、炭素繊維の新品種開発、量産化の設備を米国子会社のメキシコ工場に新設

 東レは、コストと性能のバランスに優れる炭素繊維“レギュラートウ”の新品種を開発し、量産化に向けた焼成設備を米国子会社、ゾルテックのメキシコ工場に新設する。成長が続く炭素繊維の需要に応える。2018年末の生産開始を予定している。自動車の燃費性能向上につながる車両軽量化を実現する構造部材などを中心に展開する。

 開発した新品種「Z600」は、ゾルテックで現在生産しているラージトウ炭素繊維と、レギュラートウの中間の物性を持つ。ラージトウは繊維の束(トウ)を多数束ねた炭素繊維を指し、それより少ないとレギュラートウになる。レギュラートウはラージトウより高価で、航空機をはじめ高性能・高品位の分野で使われている。

 炭素繊維市場は世界的に拡大し、年率10%以上の伸びが見込まれる。東レグループは航空・宇宙用途を中心にした超高性能炭素繊維から、自動車などの産業用途で採用が進む高強度・標準弾性率炭素繊維まで、幅広い製品で需要に対応してきた。今後、電気自動車や燃料電池車での本格採用に伴い、産業用途で需要の急増が予想される。

 こうした背景から、レギュラートウの費用対効果が高い新品種としてZ600を開発した。今後も次世代の高性能炭素繊維の開発を推進する。東レはラージトウ炭素繊維事業に参入するため、2013年にゾルテックを買収した。米国ミズーリ州セントルイスに本社を置く。焼成設備を新たに設置するメキシコ工場は同国中部のハリスコ州にある。

(日経BP環境経営フォーラム

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