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エコニュース

2017年11月10日

積水ハウス、全住戸でZEH基準を達成する日本で初めてのマンションの販売を開始

 積水ハウスは、全ての住戸でネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)基準を達成する日本で初めての分譲マンションの販売を11月11日に始める。名古屋市千種区の住宅街に建設している「グランドメゾン覚王山菊坂町」で、断熱性能を高めるとともに、各種の省エネ、創エネ設備を導入することで実現した。2019年2月の完成を予定する。

 ZEHは、高断熱と省エネ、創エネによって年間のエネルギー収支をおおむねゼロにできる住宅を意味する。集合住宅は住戸数に対して屋根の面積が小さく、1戸当たりの太陽光発電システムの設置面積が不足する。ZEHの基準達成は難しいとされ、国の普及目標の対象にもなっていないが、グランドメゾン覚王山菊坂町はZEHを可能にした。

 断熱性の高いアルミ・樹種複合サッシとLow-E複層ガラスを窓に採用し、住戸の断熱性能を従来比で約1.4~1.5倍に高めた。省エネではLED(発光ダイオード)照明や高断熱浴槽、温水式床暖房、住宅エネルギー管理システム(HEMS)などを備える。創エネは、1戸平均出力約4kWの太陽光発電と家庭用燃料電池「エネファーム」を搭載する。

 非常時も太陽光発電と、エネファームの停電時発電機能で、電力が供給できる。国のZEH要件を満たしているほか、住宅の省エネ性能を評価する「BELS(建築物エネルギー性能表示制度)」でも、ZEHの基準適合評価を住戸単位で取得している。地上3階・地下1階建て、総戸数12戸(3LDK)で、7000万円台~1億8000万円台の価格帯を設定した。

(日経BP環境経営フォーラム

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