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エコニュース

2017年11月13日

住友電工、耐熱性に優れるダイカスト用マグネシウム合金を開発、自動車を軽量化

 住友電気工業は、耐熱性に優れるダイカスト用マグネシウム合金を開発した。アルミニウム合金より軽く、自動車のエンジン周辺部品に使うことで、車両が軽量化できる。併せて、燃費性能を高められるとともに、CO2排出量の削減が可能になる。富山大学工学部と共同開発した。今後インゴット(合金の鋳塊)の生産体制を整えて製品を供給する。

 自動車業界で車両の軽量化による燃費向上とCO2排出量削減が求められていることから開発した。エンジン周辺部品に主に利用されているアルミ合金を置き換えられる。ダイカストは、溶融した金属を金型に高圧で注入した後、急速冷却して凝固させる鋳造方法を意味する。生産性が高く、自動車用のアルミ部品製造に広く使用される。

 従来のマグネシウム合金は、鋳造性、耐熱性、部品製造コスト、リサイクル性が問題とされ、アルミ合金からの置き換えが難しかった。住友電工は今回、富山大学工学部の才川清二教授とともに、こうした課題を解決する耐熱マグネシウム合金を開発した。150~200℃での変形や引っ張り強度といった耐熱性に優れることが特長となる。

 加えてダイカスト鋳造性が高いうえ、再溶解・鋳造時の組成変動が小さいため、リサイクルが可能になる。高価な希土類元素の使用もない。住友電工は新合金インゴットの市場展開を予定し、ニーズに応じたマグネシウム合金の開発を進める。鉄やアルミ合金に代わる環境に配慮した素材としてマグネシウム合金の生産・普及を推進する。

(日経BP環境経営フォーラム

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