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エコニュース

2017年11月13日

富士通、スペインの風力発電設備大手にAI導入、タービンの羽根の検査時間を短縮

 富士通は、スペインの風力発電設備大手、シーメンス・ガメサに深層学習を活用した人工知能(AI)ソリューションを導入した。同社が製造する風力タービンの羽根の検査時間を大幅に短縮した。製造上の欠陥が自動で識別できるようになり、熟練技術者が6時間かかっていた羽根1枚の品質検査で、超音波画像の確認時間が1時間半に減った。

 シーメンス・ガメサは、最長75mになる風力タービンの羽根の品質検査で、精度を高めるとともに、製品の安全性を損なうことなく画像確認を迅速にすることを目指す。超音波を使った非破壊試験で収集した画像をAIに学習させてモデル化し、稼働中の羽根に不具合が発生する可能性がある欠陥を自動的に識別する。

 AIソリューションによって、品質検査に必要とされる時間を4分の1に短縮することに加え、目視では確認が難しい微細な欠陥の検知も可能になる。技術者はAIソリューションで検知した箇所の目視検査に集中でき、風力タービンの羽根の品質を保証する。既存ソリューションを進化させるために富士通が顧客と行う共創の一環として開発した。

 富士通は顧客の要望に応じて作り込んだAIソフトを、柔軟性があるライセンスモデルで展開する。これにより、シーメンス・ガメサは初期投資を抑えられる。富士通のPCサーバーで構築したシステム上で作動する。風力タービンの羽根のモデル変更にも対応しやすくなる。AIソリューションは今後、クラウド(ネットワーク利用サービス)で2018年に提供する。

(日経BP環境経営フォーラム

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