• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

エコニュース

2016年11月22日

日立製作所、南アフリカで海水淡水化・水再利用統合システムの実証事業を開始

 日立製作所は、南アフリカで海水淡水化・水再利用統合システムの実証事業を始める。省エネ・低環境負荷を特長にする自社システム「RemixWater(リミックスウォーター)」の海外初号機を導入し、設備設計、建設、運転を行う。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で、期間は2020年11月までの4年間だ。

 実証事業は南アフリカ第3の都市で人口約360万人のダーバン市で実施する。同市で11月17日にNEDOと同市が覚書締結セレモニーを開いた。同市は都市部への人口集中などで水不足が深刻化しているうえ、電気料金の高騰から省エネ型造水システムが求められている。実証では既設下水処理場に、1日6250m3の造水量があるリミックスウォーターを設置する。

 造水の安定性と水質の飲用基準達成に加え、従来の海水淡水化システムと比べて約30%の省エネと低環境負荷性能の実現を目指す。リミックスウォーターは海水淡水化と水再利用のプロセスを統合した。普及しているRO(逆浸透圧法)膜での海水淡水化システムは脱塩工程で高圧送水が必要になり、一般的にポンプの電気代が運転コストの半分を占める。

 海水より高濃度の塩水が常に排出され、環境への影響も懸念される。リミックスウォーターは水再利用プロセスでRO膜から排出される水を海水と混合して塩分濃度を下げ、RO膜を通過させるための逆浸透圧を低下させる。これによって脱塩工程のポンプ圧力が約40%下がり、省エネを可能にする。海に放出する濃縮水の塩分濃度も海水とほぼ同じになる。

(日経BP環境経営フォーラム

▼関連情報

環境ブランド調査 2017 環境に関する企業ブランドランキング

Nikkei BP Eco-brand Survey 2016

環境・CSR報告書大全 2018 DVD-ROM サポートWEB

会員専用オンラインセミナー ログイン

環境経営フォーラム2017活動のご案内

Nikkei BP Eco Management Forum. An invitation to take action 2017

トップが語る 環境経営 時代の証言 2010-2013

日経エコロジー ― 環境対応と社会課題解決で経営を革新する ―

環境と共に成長する 日経エコロジー

別冊・書籍のご案内

書籍
「森で経済を作る―グリーンエコノミー時代を拓く」