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エコニュース

2015年11月30日

IHI、自動車を軽量化するCFRP部品の量産システムで提携、日本とアジアで販売

 IHIは、自動車を軽量化するCFRP(炭素繊維強化プラスチック)量産システムで、イタリアの生産設備大手、CANNON(キャノン)と提携した。日本とアジアの自動車メーカーやその一次サプライヤー向けに、CFRP部品量産システムの本格販売を始めた。システムは、成形サイクルを大幅に短縮できるHP-RTM(高圧による樹脂注入成形法)の設備で構成される。

 CFRPは鉄の約10倍の重量比強度がある。欧州ではボンネットやボディーの部材に使うことで車全体を軽量化して燃費性能を高める動きが進み、高級車や電気自動車を中心に部品の採用が増えている。日本の自動車部品でも今後、軽量・低燃費に向けてCFRP部品の使用が見込まれ、IHIは提携で自社設備にキャノンの技術を加え、ニーズに対応する。

 キャノンは、熱硬化性CFRP成形で独自開発のHP-RTM設備によって成形サイクルを短縮する。端材がリサイクルできる不織布を成形に適用する別の工法と併せ、欧州の自動車メーカーにCFRP成形システムを約10年納入している。IHIは機械プレスや各種設備で自動車メーカーへの納入実績が多く、独自開発の熱可塑CFRP成形システム技術を保有する。

 IHIは自社の経験、技術にキャノンの熱硬化性成形技術を加え、自動車メーカーのさまざまな要望に応える。CFRP部品量産システムはIHIが元請けになってライン全体を取りまとめて販売する。2016年度に初号機を受注し、年間30億円以上の受注額を目指す。将来は、各工程で発生する端材を回収して炭素繊維の基材に再利用する設備も提供する。

(日経BP環境経営フォーラム

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