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エコニュース

2017年12月6日

富士通研究所、低消費電力無線技術対応の電池交換が不要な最小センサー装置を開発

 富士通研究所は、低消費電力で広い領域を対象にできる無線技術のLPWA(ロー・パワー・ワイド・エリア)に対応した、電池交換不要で世界最小のセンサー装置を開発した。同社は富士通のグループ企業で、技術開発を手掛ける。電力の効率的な利用によって、電波送信に必要になる蓄電素子を半減させた。縦横82mm・24mm、厚さ6mmと小型化にも成功した。

 IoT(モノのインターネット)システム実現に向け、多くのセンサー装置からの情報を収集・分析するためにLPWA技術が注目され、電池交換の手間がかからない太陽電池などを利用すると同時に、小型化が求められていることから開発した。温度による太陽電池の発電電力のばらつきに対し、これまでは蓄電素子を大きくして対応してきた。

 富士通研究所は今回、温度センサーで測定した温度を基に電波を送信するタイミングをリアルタイムに制御する技術を開発した。温度で異なる起動電圧が最大になるタイミングで電波送信を行うため、温度での消費電力と太陽電池の発電電力のばらつきの問題がなくなる。余分な蓄電素子が不要で、最小限の蓄電素子の構成で小型化できる。

 温度センサーを確実に起動させ続ける電源監視技術も搭載し、温度に合わせた最低限の電力で動作の停止を防ぐ。装置を試作し、照度4000ルクスの環境で10分に1回、7日間の温湿度データを約7km先の基地局に直接送信できることを確認した。今後も実用化に向けた実証実験を実施して小型化の技術開発を進め、2018年度の製品化を目指す。

(日経BP環境経営フォーラム

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