サントリーがトヨタから首位を奪い返した。「天然水」の販売拡大でブランドを強化。水源保全活動を海外展開する姿勢も評価された。2017年は新たに、企業の社会・ガバナンスの取り組みを評価した「SGイメージランキング」を発表。他社を大きく引き離してトヨタが1位を獲得した。

半沢 智(日経エコロジー)

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【環境ブランド調査の概要】
 主要560の企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているかについて、インターネットを利用してアンケート調査し、結果を集計・分析した。調査時期は2017年3月15日~4月23日で、全国の一般消費者およびビジネスパーソン2万300人から回答を得た。調査は2000年から毎年実施しており、今回が18回目となる。
●環境ブランド指数ランキングについて
 ランキングに使う「環境ブランド指数」は、企業のブランド形成に影響する4つの指標を総合したもので、偏差値(平均50)で表している。4つの指標とは、回答企業が当該企業の環境情報に触れた度合いである「環境情報接触度」、環境報告書や各種メディアなどの環境情報の入手先を集計した「環境コミュニケーション指標」、環境面で当てはまると思われるイメージについて集計した「環境イメージ指標」、環境活動への評価を集計した「環境評価指標」である。なお、「企業ブランド」とは必ずしも1つの企業を指すわけではなく、グループ会社など複数企業で共通して使っている商標などは1つとしてカウントした。
●SGイメージランキングについて
 SGイメージは今回から新たに調査した。回答者に対して、560企業ブランドの「社会」「ガバナンス」に関する取り組みのプラスイメージ(12項目)とマイナスイメージ(5項目)を尋ね、SGイメージスコアを集計した。
●CSR評価ランキングについて
 これまでの調査と同様に、回答者に対して調査対象となった560企業ブランドごとにCSR活動に対する評価を5段階で聞いた結果を集計した。