トヨタが1位、サントリーが2位。2016年の環境ブランド調査は2009年から7年ぶりにトヨタが首位に返り咲いた。「トヨタ環境チャレンジ2050」を打ち出して会社や社会の未来像を示して社内の意識改革も進めたこと、ハイブリッド車や燃料電池車を発売したことが評価された。ESGの観点から企業をみる傾向は消費者にも強まっている。

藤田香(日経エコロジー/日経BP環境経営フォーラム)


注:2003年までは、環境評価スコア総合ランキング(消費者)の順位
パナソニックは2008年までは松下電器としての順位
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【環境ブランド調査の概要】
 主要560の企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているかについて、インターネットを利用してアンケート調査し、結果を集計・分析した。調査時期は2016年3月19日~4月24日で、全国の一般消費者およびビジネスパーソン2万300人から回答を得た。調査は2000年から毎年実施しており、今回が17回目となる。
 ランキングに使う「環境ブランド指数」は、企業のブランド形成に影響する4つの指標を総合したもので、偏差値(平均50)で表している。4つの指標とは、回答者が当該企業の環境情報に触れた度合いである「環境情報接触度」、環境報告書や各種メディアなどの環境情報の入手先を集計した「環境コミュニケーション指標」、環境面であてはまると思われるイメージについて集計した「環境イメージ指標」、環境活動への評価を集計した「環境評価指標」である。なお、「企業ブランド」とは必ずしも1つの企業を指すわけではなく、グループ会社など複数企業で共通して使っている商標などは1つとしてカウントした。