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インタビュー

2017年3月29日

コスモエネルギーホールディングス 代表取締役社長 森川 桂造 氏

不確実な時代に突入 ぶれずに成長戦略進める

森川 桂造 氏(写真:尾関 裕士)

 英国のEU(欧州連合)離脱やトランプ氏の米大統領選勝利とその後の円安株高、OPEC(石油輸出国機構)の減産合意など、2016年は大方の予測がはずれ、「まさか」という出来事が相次いだ。不確実な時代がスタートしたのではないかと感じている。為替や原油価格が変動する中で経営していかなければならないが、やれることをぶれずにやることが大切だと考えている。

 2017年度は中期経営計画の最終年度であり、成長分野として位置付けた風力発電事業、油田開発事業、カーリース事業に引き続き力を入れていく。

 風力発電事業は、2017年2月に三重県度会町の大規模発電所が稼働する予定で、国内全体の発電容量は21万2000kWになり、国内シェア第3位を堅持する。その後も、山形県や北海道などでの案件も続く。再エネ電力の固定価格買い取り制度(FIT)がある限り伸ばしていく。カーリース事業も2016年11月末で契約台数は3万3000台を超えた。収益の底上げが期待できる。

 2017年後半からは、アブダビで進めていたへール油田が生産を開始する計画で、工事が着々と進んでいる。今後、原油価格の上昇が見込めるため、収益に相当貢献するようになるだろう。

 加えて、2011年の東日本大震災で火災事故を起こした千葉製油所の安全操業が確実になり、定期修理のコストが大きく削減される。さらに2017年3月には昭和シェル石油との事業連携により四日市製油所の設備を最適化して競争力を強化する他、IPP(独立系発電事業者)として四日市で実施している発電事業の燃料効率化なども実施し、利益が出る体質へと改善が進む。

長期ビジョンを策定

 もう一方で2017年度は、2018年度からスタートする5カ年の中期経営計画を策定する時期でもある。そのベースになる長期ビジョンを、2025年あるいは2030年を目指してつくる予定だ。

 石油の国内需要の先細りが予測される中で、将来の姿を示さなければ人材の獲得にも影響する。長期ビジョンでは、現在進めているような成長戦略に加えて、社内のダイバーシティをどのように確保するかといった、より大きいESG的な視点で戦略を練りたいと考えている。持続可能な経営に向けて、財務と非財務の両面で体質を強化していく決意だ。

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