事務局長の斎藤です。5月11日に東京電力福島第一原子力発電所の視察会を実施しました。フォーラムでは、毎年秋に実施している北海道下川町ツアーを含めて年に2~3回のペースで視察会を開いています。私もこれまでに10数回の視察を経験していますが、やはり、今回がもっとも印象に残るものになりました。
 現場で強く感じたのは福島第一原発の足元で働いている方々の真摯な姿でした。東日本大震災が発生してから7年以上が経ち、現地からの報道は少なくなっています。しかし、現地では当然のことながら事故後の処理は終わっておらず、燃料デブリの取り出し開始に向けた取り組みが進んでいます。マスコミに身を置くものとして、報道することの重要性を再確認しました。
 現地見学終了後、福島第二原発近くの旧エネルギー館で行った質疑応答では、熱心な質問が続きました。ここでも一つ一つの質問に丁寧に答える東電職員の方の姿がありました。視察後のアンケートも「現地の今を見ることができて良かった」などの回答が寄せられ好評でした。これからも1企業では参加が難しい視察会を開いていきたいと考えています。

 事務局の藤田です。日経BP環境経営フォーラムが日経BP ESG経営フォーラムになり、ESGやSDGsをメインテーマに打ち出すようになってから、「連携できないか」と声をかけてくださる人々の幅が広がっています。投資家や金融機関、ESG評価機関からの問い合わせが増えたのに加え、最近ではジオパークと町づくりをSDGsに絡めたい、ポジティブ思考をビジネスパーソンに広めたいという団体など、様々な相談があります。地元の人が誇りを持つ持続可能な町づくりや、人材育成、働き方はいずれもESGの重要なテーマです。ESGによって守備範囲が広がり、企業価値創造のための新しい連携を進めていけたらと考えています。
 一方、フォーラムではワンテーマの深堀りもします。6月13日には、初の専門分科会である「自然資本専門分科会」を開催します。自然資本の世界潮流を学び、世界標準作りに日本企業も絡み、日本から発信していくことを目指します。ふるってご参加ください。