この著者の記事一覧
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NBO新書レビュー 2009年8月28日
政治ではなく、組合から組み立て直すべき〜『新しい労働社会』
濱口 桂一郎著(評:荻野 進介)岩波新書、700円(税別)
…正社員と非正規労働者の格差を縮小していくと、正社員の特権=年功賃金が担ってきた生活保障機能が破壊されることになるから、子供の養育費や教育費を社会的に負担する公的給付シ...
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NBO新書レビュー 2009年7月27日
公人の名誉は守られすぎじゃないか?〜『名誉毀損』
山田 隆司著(評者:荻野 進介)岩波新書、780円(税別)
…本書は、書名の通り主要な判例を通じて名誉毀損罪の法的枠組みを解説したものだが、眼目は、メディアに厳しい、つまり罪を容易に成立させてしまう現行の裁判基準に代わって新しい...
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NBO新書レビュー 2009年6月9日
例題:南極では冷蔵庫は何に使えるか?〜『ビジネス・インサイト』
石井 淳蔵著(評者:荻野 進介)岩波新書、780円(税別)
…ケース教育で大切なのは、マーケティングの4Pや戦略類型といった経営学のセオリーを、ケースで描かれている現実を相手に当事者になり切ってとことん使いこなしてみること。とに...
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NBO新書レビュー 2009年4月23日
21世紀の産業革命は日本が起こせ〜『日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命』
村沢 義久著(評者:荻野 進介)文春新書、800円(税別)
…本書からは「太陽エネルギー革命を日本が主導し、強みとする2つの技術で勝て」という日本の政治、そして企業へのメッセージを読み取るべきだろう。環境はもはや学術を離れ、政治...
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NBO新書レビュー 2009年4月9日
「百戦百勝は最善ではない」と孫子は言う〜『諸子百家』
湯浅 邦弘著(評:荻野 進介)中公新書、840円(税別)
…軍事といえば孫子の兵法である。戦さにおける必勝法と誤解されがちだが、そうではない。「百戦百勝は最善ではない」と孫子は断じる。連戦は勝敗いかんにかかわらず、国力を消耗さ...
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NBO新書レビュー 2009年3月30日
へぇ、あの企業はこのグループだったのか〜『日本の15大財閥』
菊地 浩之著(評者:荻野 進介)平凡社新書、760円(税別)
…最大の読みどころは、実は章末に掲げられた財閥ごとの企業系統図かもしれない。例えば三菱の場合、その前身である、1870年創業の九十九(つくも)商会から2006年の三菱東...
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NBO新書レビュー 2009年2月26日
「なぜなの?」と聞かれたらこれで答えよう〜『グローバル恐慌』
浜 矩子著(評:荻野 進介)岩波新書、700円(税別)
…著者は今回の恐慌に3つの特徴を見出す。すなわち、世界同時多発型であること、モノとカネが分離していること、金本位制のもとでしか起こらないという常識を覆し、管理通貨制度の...
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NBO新書レビュー 2009年2月10日
(・∀・)だって「才(よчoぅ」だって〜『日本語ヴィジュアル系』
秋月 高太郎著(評:荻野 進介)角川oneテーマ21、705円(税別)
…書き言葉を話し言葉に近づけたのが明治期の言文一致体だったとすれば、平成のデジタル日本語は、「言」のみならならず、当該個人の「感情」と文を一致させた、「“感”文一致体」...
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NBO新書レビュー 2009年2月4日
好きだから見るのではなく、見るから好きになる〜『サブリミナル・インパクト』
下條信輔著(評:荻野進介)ちくま新書、900円(税別)
あるビジネス雑誌の編集長によれば、特集のどこかで脳の話題を出すと読者の反応がいいらしい。「脳科学のお墨付きです」と言われれば何となく納得してしまうのもわかる…
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NBO新書レビュー 2009年1月21日
構成員約4万人、彼らはなぜ存在するのか〜『山口組概論』
猪野健治著(評:荻野進介)ちくま新書、780円(税別)
…現在8万人いるやくざの半数を占めるに至った山口組90余年の歴史を辿る、いわば裏日本近現代史である。山口組を理解できなければやくざは理解できず、やくざを理解できなければ...
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NBO新書レビュー 2008年12月25日
大統領を退きましたが、どう見ても黒幕です。本当に(ry〜『ロシアはどこに行くのか』
中村逸郎著(評:荻野進介)講談社現代新書、740円(税別)
著者は政治学者だが、そうしたプーチン政権の特徴を文献や資料を通して論証していくわけでない。…ごく普通の市民が、不正選挙や脱税、賄賂の授受に手を染めている様子から、同政権...
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NBO新書レビュー 2008年12月11日
上司の浪花節か、ジャイアンのリサイタルか〜『若者が3年で辞めない会社の法則』
本田有明著(評:荻野進介)PHP新書、720円(税別)
若手の早期離職を防止する鍵を握るのは現場の上司であり、彼らとの間に、いかに本気のコミュニケーションを築けるかにかかっている…実践可能な工夫が随所に紹介されており、現場の...
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NBO新書レビュー 2008年12月2日
「やる気」を給料に反映できるか?〜『日本の賃金』
竹内裕著(評:荻野進介)ちくま新書、700円(税別)
戦後の日本企業の賃金体系は、年功序列主義→年功的能力主義→能力主義→能力・成果主義→成果主義という流れを辿ってきた。物事の移り変わりには理由がある。なぜ年功序列は駄目に...
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NBO新書レビュー 2008年11月12日
“爆心地”で何が起きていたのか〜『強欲資本主義 ウォール街の自爆』
神谷秀樹著(評:荻野進介)文春新書、710円(税別)
…証券化、デリバティブ、レバレッジといった金融技術の行き過ぎた発展が…金融機関のモラルハザードを引き起こし、人と人の間の「信用の輪」をズタズタに切り裂いている。それが今...
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NBO新書レビュー 2008年11月4日
解散延期は吉と出るか〜『自民党政治の終わり
野中尚人著(評:荻野進介)ちくま新書、760円(税別)
…いつ実施されるかは不透明ながらも、次の選挙で自民党が破れた場合、本格的な分裂は避けられないのではないか。そうなったら、われわれ選挙民も分裂を余儀なくされ、より明確な政...
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NBO新書レビュー 2008年10月15日
会社という組織で安全に働くために〜『どこまでやったらクビになるか』
大内伸哉著(評:荻野進介)新潮新書、680円(税別)
…本書の想定読者は、待遇面で恵まれた大・中堅企業クラスのサラリーマンやOLの人たち。タイトルが示すように、いわば勝ち組が、その地位を失わないための実践的入門書といったと...
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超ビジネス書レビュー 2008年10月15日
出番が来たぜ『容疑者ケインズ』
〜おカネが動かない本当の理由を教えます…サブプライムローンの問題もそうだ。今回、金融市場というものが、最先端の金融工学が得意としてきた確率計算が通用しない、人々の心理に支配され翻弄される「不確実性の世界」で...
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NBO新書レビュー 2008年10月1日
60年前にインターネットを予見した男〜『ハイエク』
池田信夫著(評:荻野進介)PHP新書、700円(税別)
本書を通読して思った。古典派、ケインズ、社会主義、そして新古典派、さらにはフリードマンといったリバタリアンとも干戈を交えたハイエクを理解することは、経済学の流れそのもの...
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NBO新書レビュー 2008年9月12日
「やりたい」仕事は「やりがい」につながらない〜『職業とは何か』
梅澤正著(評:荻野進介)講談社現代新書、700円(税別)
…本書の論旨を一言でまとめれば、個人視点ではなく社会視点で職業を選べ、ということのようだ。確かに、「好奇心を大切に」「仕事を通して本当の自己実現を」といった言葉が臆面も...
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NBO新書レビュー 2008年8月28日
無法な使用者には法で立ち向かえ〜『人が壊れてゆく職場』
笹山尚人著(評:荻野進介)光文社新書、760円(税別)
…自分が企業に雇用され、働くということが法的にどんな意味があるのか、何をすると罰せられて、逆にどんな権利が自分にあるのか、わかっていない社会人が多すぎるのではないか







