我が家は花が大好き。インテリアに特別凝っているわけではないのですが、季節に合った花をどこかしらに活けています。昔は、アレンジの簡単な「コスモス」とか「バラ」などの、洋花が好きだったのですが、このところ、心惹かれるのは、なぜか和の花。
「こでまり」とか「やまぶき」など、日本ならではの枝ものの和の花を楽しんでいます。ところがここで問題が一つ。
枝ものは切りにくいんです。我が家では、某有名メーカーの花ばさみを使っていたのですが、「う~ん」と力を入れても、もち手のところが手のひらに食い込むばかり、力がうまく伝わらないのか、活け終わると、手は真っ赤になってしまっていました。
ところがこのフィスカースの園芸万能ハサミを見つけてからは、そんな悩みとは、きれいサッパリさよならです。軽くて使いやすくて切れ味バツグン!こんな花ばさみがあったのね~と感動してしまいました。この製品を作っている会社はフィスカースと言います。
フィスカースは、フィンランド生まれの会社です。ウェブサイトをチェックしたところ、ヘルシンキ郊外のフィスカース村で一人のオランダ人の商人が、蹄鉄やクギなどの鉄製品を作りはじめたのがそもそのもの始まりなのだそうです。
私は知らなかったのですが、ヨーロッパでフィスカースと言えば切れ味のいい高品質のハサミの代名詞なのだとか。道理で、花ばさみがよく切れるはずです。
フィスカースの特徴は、人間工学に基づいたデザインを取り入れており、使い人へのやさしさが込められたシンプルなデザインをモットーにしていること。写真の花ばさみの名前は「ギアプルーナー」。日本では3000円くらいで買えます。
手の力をうまく使うギア(オレンジ色の部分)のおかげで、通常の花ばさみの2分の1の力で枝などを切ることができます。
刃がフッ素コーティングされているので、樹液がつきにくく、切れ味が落ちるこもありません。直径2センチの枝まで切れるので、自宅での生け花には、まず困らない性能です。写真では見えませんが、オレンジのワンタッチロックが付いているので、使わないときは、安全にしまえます。
オレンジと黒のツートンカラーは、フィスカースのブランドイメージとなっています。何でも、フィスカースが30年以上も前に発売したハサミにオレンジ色のハンドルがついていて、そのハサミの革新性がフィスカースのブランドイメージになったのだとか。
このデザインは、現代のフィスカースの経営にも大きな影響を与えています。園芸の上手な人を英語で「Green Thumb(グリーン・サム)」緑の親指を持つ人、と言うのですが、フィスカースの本社では、地域を美しく彩るコミュニティ・ガーデンを作る人たちを「Orange Thumb(オレンジ・サム)」と名づけて、彼らをサポートするプログラムを、企業の社会貢献の一環として、実施しているそうです。デザインのポリシーと社会貢献活動が結びついた、とても楽しい事例だと思いませんか?
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