
先日娘と一緒に、「ポーリーおはなのたねをまく」という本を読みました。ポーリーというねずみの子どもがおじいちゃんから種を託されます。お友達と一緒に毎日一生懸命水をあげて、花がつぼみをつけます。つぼみをつけたお花を何者かに食べられて、怒ったり、落胆したりしながらも最後にきれいな花を咲かせるというお話。
娘は、この話が好きで、何度も読んでとせがみます。そして、ある日「りんちゃんも、お花育ててみたいの」と言い出しました。
「ポーリーみたいに毎日、水やりをできる? 忘れたらお花が枯れちゃうよ」と言うと、「絶対やる!」といいます。
「じゃあ、お母さんとりんちゃんと、別々のお花を育てて、どっちがきれいに、早く咲くか、がんばりっこしようか」、ということに。
そこで、近くの園芸屋さんでお花の種を買ってきました。娘が選んだのは、ペチュニア。袋の上に色とりどりの花がきれいにそろった絵を見て、すっかりその気になっています。私は・・・。花より団子。どうせならたべられる方がいいよね・・・。とコリアンダーにしました。
家に帰って種を別々のプランターに植え、上からそうっとお水をあげました。2時間ほどすると、娘がベランダへ顔をのぞかせて、「りんちゃんのお花、そろそろ咲いたかな?」と言っています。「???」
そうなんです。絵本では1ページ目で植えた種が、3ページ後には咲いているんですよね。 絵本と違って、花が咲くまでに時間がかかることがわかって、ちょっとがっかりしたようでしたが、毎朝、起きると小さなジョ-ロで水をやりつづけました。
種は双葉を出し、本葉をつけて、だんだんと大きくなりました。そしてやっと小さなつぼみをひとつつけました。その翌朝、紫色にぱっと開いた花をみて、大喜び。「うわぁ、りんちゃんが咲かせたんだよ。毎日お水あげたから!」
私の方のコリアンダーはどうかというと。。。コリアンダーは、強いハーブなので、プランターにまくと、3日日後には発芽してどんどん伸びて生い茂り、いつのまにかプランターいっぱいになりました。
コリアンダーは、漢方薬としても使われるハーブの1種です。麻疹や風疹などのウィルス性の発疹に罹ったときに服用します。皮膚への血流を増やして、充分に赤く発疹させることによって、逆に、内臓に対するウィルスの攻撃を緩めさせ、全身の症状を好転させ、予後を軽くできるとされています。
また、胃腸への薬効も期待できます。消化機能を高めて、食欲を増進させ、胆汁の分泌を促進させる効果もあるとされています。コリアンダーに含まれる独特の香りは、体の気の巡りを改善して、五臓の気の通りを良くして、整えるといわれます。
これから、暑さから食欲が落ちやすい季節にはぴったり。また、気持ちがふさぎがちなときやリフレッシュしたいなど精神的な方面にも活躍する優秀な香味野菜なのです。
娘のペチュニアが花をつけた日、私の育てたコリアンダーを摘み取って、簡単なサラダを作りました。
香りの強いコリアンダー、娘にはムリかなぁと思いきや、「母ちゃんの作った葉っぱおいしいね」とけっこうな量を食べたのでした。
さて、娘と私のがんばりっこは、娘の勝ち。
ペチュニアが、どんどん赤や白や黄色い花を咲かせる間に、私のコリアンダーは毎日、摘み取られ、お花をつける前にすべて食べきられてしまったのでした。
「母ちゃんの種はお花が咲かなかったね。」
本当に旺盛な食欲に反省。1株ぐらい残して、白いかわいいお花も楽しめばよかったかしら。
今回は、5分でできるコリアンダーと厚揚げのサラダです。コリアンダーをたっぷり使って作ってみてください。香りが苦手な方は、ミツバで代用するのもオススメです。

材料(作りやすい分量)
コリアンダー 1束
厚揚げ 1枚
ドレッシング
ナムプラー 大さじ1と1/2
レモン汁 大さじ1と1/2
唐辛子 1本(大人だけ)
ゴマや砕いたピーナッツなど好みで
作り方
漢方キッチン http://kanpokitchen.com
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