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米中抗争の「捨て駒」にされる韓国

鈴置 高史 著
発行日:2016年6月13日
定価:本体1,400円+税
ISBN:978-4-8222-3658-8
四六判、264ページ
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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米中抗争の「捨て駒」にされる韓国

米国と中国を相手に華麗な二股外交を展開し、両大国を後ろ盾に、日本と北朝鮮を叩く――。
韓国・朴槿恵政権が目論んだ戦略は破綻した。

「北の核」と「南シナ海」をどうするか。
米中が本腰を入れ、手持ちの駒でせめぎ合う。
その狭間で右往左往するしかない韓国は「離米従中」路線を暴走してきた末に「核武装」「米軍撤退」論で迷走を始めた。
その先に待つのは「捨て駒」にされる運命だ。

日本も他人事ではない。
「オバマ後」の米国がアジアから遠ざかれば極東の覇権を狙う中国と、きな臭い半島と、直接に対峙することになる。
岐路に立つ日本が自ら道を開くには 必死に手筋を読み、打つべき手を打つしかない。

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第8弾。
「アジア大再編」を読み切る、必読の一冊です。

本書の紹介

【プロローグ】 フリーズした韓国


【第1章】 北の核実験にうろたえる韓国

1.北の核実験で始まる「ドミノ倒し」
  やはり、韓国は核武装を言い出した
  解決の意思がないオバマ/政府の本音を代弁する与党/核のない日本は降伏した/
  国民投票で決めよう/本気で制裁しない中国/半島全体が中立化

2.では.韓国は米国側に戻れるのか
  掌返しで「朴槿恵の親中」を批判する韓国紙
  ホットラインは使えなかった/核実験前から「米国回帰論」/中国が覇権を握ると勘違い/
  朝鮮日報を揶揄した韓国経済新聞/「慰安婦カード」を取り上げられた/
  米国の怒りにようやく気づいた韓国

3.韓国は中国の手に乗るのか
  「在韓米軍撤収」を保守も主張し始めた
 オバマは「世間の笑いモノ」/「B52ショー」には騙されない/「衝動的な朝鮮人」/
 半島は米中で共同管理/核廃棄と引き換えに米軍撤収/慰安婦合意の裏に米国/
 伏線を敷いてきた中朝/中立化が射程に

4.嫌いだけど「風よけ」に使える日本
  そうだ、日本と一緒に核武装しよう
  「核武装権」を日韓で主張/韓国人は信用されない/日本の核は絶対許さない/
  日本の復讐を恐れる/静かに広がる核武装論

5.否定する朴槿恵、ほくそ笑む中国
  FIFA元副会長も唱えた「韓国の核武装」
  ベルギーほど重要でない韓国/「NPT脱退」掲げ大統領に?/否定して見せた朴大統領/
  「日本並み」を米国に要求/「中国の傘」は破れていない/「属国に戻れ」と命じる中国/
  根腐れした米韓同盟


【第2章】 韓国を叱り飛ばす中国

1.朴槿恵が二股外交のツケを払うのはこれからだ
  「THAADは核攻撃の対象」と韓国を脅す中国
  板挟みで「おとぼけ作戦」/朴槿恵の世界観が崩壊/丸腰だった韓国/
  日本にすでにXバンドレーダー/「私は悪くないからね」/北より南に厳しい中国/
  軍事目標にするぞ/スワップを打ち切る

2.新たな火種は「北朝鮮リスク」
  「通貨危機のデジャヴ」にうなされる韓国
  「欧州危機」以来のウォン安/地学リスクが決定打/北に年間1億ドル渡してきた/
  左派系紙が叫ぶ「コリアリスク」/「体制崩壊」に言及した大統領/
  日本とのスワップは消滅/中国とも喧嘩、市場は底なし沼?

3.「THAADへの報復」に戦々恐々
  「中国大使に脅された」とうろたえる韓国人
  また、中国から属国扱い/ベトナム人なら・・・/元カノは要求を聞くべきだ/
  電池で報復?/「朴槿恵の失態」暴く左派系紙/中国系資金が逃げ出す/
  軍事報復もお忘れなく/1時間で日韓のTHAADを破壊/
  韓国人はどやしつけた方が・・・/朴槿恵がピエロになる日

4.「最強の制裁」にも浮かぬ顔の韓国人
  米国から「ピエロ役」を押し付けられた朴槿恵
  裏切り者の韓国/中国との駆け引きに転用/碁盤の石に転落/小憎らしい元・属国/
  「THAAD」で実現した強い制裁


【第3章】 米中の談合が始まった

1.どうせ、我々は「米中の捨て駒」なのだ
  朴槿恵外交は「暴走」から「迷走」へ
  WSJが抜いた米朝秘密接触/南ベトナムの二の舞に/米国の変節に不意打ち食う/
  空爆考えたクリントン/政権末期には北と妥協/朝鮮半島から「足抜け」/
  巨人たちのバスケットボール/自分の意思では動けない/日本の頭上のボール

2.結局は、中国に連れ戻される韓国
  「中国に立ち向かう役は日本にやらせよう」
  「国を滅ぼす朴槿恵」/経済人に圧力/大使の脅迫で下がった韓国株/
  袁世凱に擬せられた中国大使/強気の東亜日報も・・・/ずる賢さが必要だ/
  「やっつけられる日本」を見たい/韓国に嫌気する米国/米韓同盟の希薄化

3.「米朝平和協定」で米・中・朝が取引
  韓国を無視して「パンドラの箱」を開ける米国
  韓国には参加資格がない/乱れる米韓の足並み/米朝接触から米中合意へ/
  見栄張りの南北/手を打って喜ぶ? 北朝鮮/半島では仲がいい米中/
  「イラン合意」が雛型/大手柄の3代目/貧乏くじ引いた韓国

4.「韓国切り捨て」も困る、「米朝接近」も困る
  トランプとオバマの間で惑う朴槿恵
  日韓に核武装させよ/「身に覚え」のあった韓国人/「米中朝」対「韓」/
  核開発の時間稼ぎ/オバマよりトランプがまし

5.日本も「安保環境の激変」に遭遇する
  交渉カードなき韓国は米中の「捨て駒」に
  秘密取引はない/「並行協議」で詭弁/「キューバ」に昇格?/
  親中のミャンマーも引き寄せた/韓国は世界のリーダー/
  「3者対話」で面子守る/力と意思こそ外交カード/「瓢箪から駒」の6カ国協議


【第4章】 韓国とどう間合いを取るのか

1.木村幹教授と韓国の「右往左往」を読む ①
  米中の狭間で「フリーズ」する韓国
  安倍の土下座が見たい/米国の怒りでパニック/「米中等距離」に変化なし/
  「見せしめ」に叱る/対立の「ローカル化」/露骨になる北への「お声掛け」/
  幻想だった大国外交/プレーヤーから転げ落ちた/韓国を屈服させた日本?/
  韓国を笑えない

2.木村幹教授と韓国の「右往左往」を読む ②
  「2015年の天安門事件」でついに怒った米国
  中国傾斜を難詰/ワシントンが突きつけた踏み絵/東南アジアへのドミノ/
  敵チームにいる韓国/趙甲済ドットコムは千早城/「従中」は既得権/
  TPPに乗り遅れた/韓国政府のミスリード/米中星取表で新たな黒星/
  中国のマインドコントロール

3.木村幹教授と韓国の「右往左往」を読む ③
  「南シナ海」が揺らす米韓同盟
  洞ヶ峠の韓国/「韓国は3塁側に座るのか」/とぼけ続けた韓国/中韓は準・同盟国/
  ロープを切ろうとする日本/「ただ乗り」どころか「裏切り」/
  お荷物の韓国を助けるか?/米韓同盟は「中朝」に似てきた/米国は競争相手を必ず倒す/
  試される日本の覚悟

4.木村幹教授と韓国の「右往左往」を読む 4
  「北朝鮮並み」の日本、「ロシア並み」の韓国
  Cold Peace/防衛費は日本の8割/独島を日本から守れ/笑いながら「日本は仮想敵」/
  対馬を占領すればよい/朴政権は壬辰倭乱を招く/日中が衝突したら・・・


【エピローグ】 「トランプ大統領」にどう向き合うか

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