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私の経営論

宮内 義彦 著
発行日:2016年12月2日
定価:本体1,800円+税
ISBN:978-4-8222-3675-5
四六判、176ページ
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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私の中小企業論

私の経営論

社員、株主、社会に支持されるリーダーになるには。
その全ての条件をまとめた必読書。

新規事業、人材育成、株主対話……
長期成長の要諦を語り尽くす

本書は、オリックス シニア・チェアマンである宮内 義彦 氏がオリックスグループでの長年の経験から、企業運営の在り方を様々な角度から考え、企業経営論としてまとめた書籍です。激動する世界情勢や経済状況、次々と生み出される新技術など、現在の社会環境を踏まえた上で、特に新規事業や人材育成、株主対話と言った項目に重点を置き、長期成長のために企業があるべき姿を探ってみました。

安定的な組織の成長は、社員の仕事の幅を広げたり、働きがいを高めたりすることはもちろん、取引先との良好な関係を通じた新しい価値の提供、さらに地域社会への貢献と幅広い成果をもたらします。そのためには日々、どんな事を考えて、実践していけばよいのか。人材や組織、技術など多様な観点からその条件をまとめています。

宮内氏は、オリックスの経営者として、リース事業から始めて、その後、施設運営やエネルギー事業など様々な新事業を展開、企業価値を高めてきました。それを通して、著者は「経営とは、目的が明確な組織である限り、原則同じ考え方が通用する」との思いを強くしています。社員(個人)がどんなに頑張っても、経営者の戦略や指示がずれていては、集団として成果を出せません。一方で、どんなに立派な経営方針を掲げても、社員が努力や団結をしなくては、達成は難しい。社員が仕事に打ち込み、会社(組織)としても利益を出して、社会に評価される。そうなるための「経営詳論」として、「読者の成功」への思いが本書に込められています。

本書の紹介

はじめに

序章 規模や業種で異なる経営手段

 ・中長期で成長する条件


【第1部】経営者の言動が会社を決める

第1章 会社の役割と求める人材

 ・知識集約型社会の組織作りを
 ・多様な人材が成功のカギ
 ・雇用形態も複線型に
 ・大量リストラではなく、日々リストラを
 ・「会社は誰のものか」、ステークホルダーの役割
 ・米ウォール街の発想と決別しよう
 ・「パナマ文書」が語る社会の意識

第2章 経営者にしかできない仕事とは

 ・トップは5年先を見据えよう
 ・組織は円錐型で運営を
 ・社長は“経理部長”ではない
 ・感性を研ぎ澄ます

第3章 情報発信力を磨いていますか

 ・報道内容は“アンコントローラブル”
 ・深いメッセージは届きにくい

第4章 後継者育成に王道なし

 ・ベストを尽くしても、結果は分からない
 ・「万が一」と「バトンタッチ」を区別する
 ・時代の変化を考慮に入れる
 ・経営トップ選びは「アートの世界」

第5章 企業の真の社会貢献とは

 ・社会の経済部門を受け持つ存在
 ・企業活動と市場経済、資本主義の今


【第2部】マネジメントの実践

第6章 誰もが納得する評価制度はない

 ・たこつぼ組織は必ず滅びる
 ・リーダーは人間性を磨こう
 ・混在期にある評価制度
 ・会社の慣行に沿った仕事は終わり

第7章 売上高を増やしても、会社は伸びない

 ・仮想資本金で事業部をチェック
 ・財務センスを磨く

第8章 意味ある経営計画を作っていますか?

 ・一番上にいることを意識

第9章 新規事業は参入より撤退戦略を

 ・「いつストップをかけるか」が大切
 ・5年先を語るより、離陸の見守りを
 ・成功のポイントは情熱にあり
 ・「面白いこと」に商機あり
 ・ずっと“大企業”にはならない
 ・小箱を一つずつ作る

第10章 社長、会長、CEO……責任体制を明確に

 ・“糖尿病”にかからない会社に
 ・CEOの執行能力がすべて
 ・ガバナンスは透明性より納得性

第11章 会社の価値を決めるのは投資家ではない

 ・企業の価値は社会の評価で決まる
 ・株主の意見はどこまで聞くべきか
 ・個人株主に長期保有促す
 ・ステークホルダー型企業統治へ

第12章 M&Aは“一目惚れ”に注意

 ・買収完了がゴールではない
 ・産学連携の時代に
 ・永続する企業の創り方

第13章 失敗が判断力を養う

 ・内弁慶では勝ち続けられない
 ・社交の場ではエンターテイナーに

第14章 マクロを読み誤ると会社は倒産

 ・日本から世界潮流を読む
 ・政府も間違うことがある

第15章 AI、ビッグデータ……技術を見極める

 ・ハイテクは商品にあらず
 ・自動車と金融の変化をウオッチ

第16章 ライバルを意識したらおしまい

 ・利用者主体の発想を
 ・「業界初」「業界トップ」の落とし穴
 ・顧客の言葉はうのみにしない


おわりに

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