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この1冊でわかる 世界経済の新常識2017

熊谷 亮丸 監修 大和総研 編著
発行日:2016年12月9日
定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-8222-3682-3
A5判、272ページ
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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この1冊でわかる 世界経済の新常識2017

トランプ大統領の米国、景気はどうなる? 中国「サプライサイドの構造改革」とは?
日銀・FRBの金融政策の行方は? Brexitと欧州経済の政治リスクとは?
世界経済を覆う「長期停滞」とは? FinTechは金融イノベーションにつながる?

2016年11月の米国大統領選挙でトランプ氏が当選したとき、東京市場では、大幅な円高・ドル安が進行し、日経平均株価は1000円を超す下落となった。その後は円安、株高となったとはいえ、「世界経済」がわが国に及ぼす影響の大きさを垣間見た瞬間だった。
このように、私たちの日常生活には、「世界経済」に関するニュースがあふれ、世界経済の動向が、ビジネスだけでなく個人の生活にも大きな影響を及ぼす。しかし、世界の状況はめまぐるしく変わり、複雑な要素が絡み合っていてニュースを見たり新聞を読んだりするだけではすぐには理解できないことが多い。

本書では、気鋭のエコノミストたちが、世界経済を理解するうえで必要な基礎知識をわかりやすく解説する。そして、これらの基礎知識を踏まえて、世界経済の展望を多面的に考察する。この1冊さえ読めば、世界経済に関する基礎知識を習得すると同時に、世界経済の展望が開けてくる。

本書の紹介

はじめに


【第1章】米国経済
 成長の持続にむけて問われる政策手腕

第1節 完全雇用達成で変わる労働市場の問題点
第2節 シェール革命とエネルギー価格下落のインパクト
第3節 米国経済最大のリスクはマーケット
第4節 利上げ継続の条件とその先にある課題
第5節 高まる米国の長期停滞論
第6節 大統領選で浮き彫りになった国民の不満


【第2章】欧州経済
 「アンチ・エスタブリッシュメント政党」はなぜ欧州各国で台頭したのか

第1節 Brexitショック
第2節 欧州で台頭する「アンチ・エスタブリッシュメント政党」
第3節 移民急増問題に揺れる北ヨーロッパ
第4節 EUの厳格な財政規律に反発する南ヨーロッパ
第5節 独自路線を模索する東ヨーロッパ
第6節 EUに未来はあるか


【第3章】中国経済
 長期戦になる過剰生産能力解消と重視されるイノベーション

第1節 L字型をたどる中国経済、縦棒はまだ続く
第2節 サプライサイドの構造改革
第3節 足元の景気動向と人民日報の権威筋へのインタビュー


【第4章】新興国
 欧米と並んで勃興するポピュリズム

第1節 新興国経済の低調はポピュリズムの温床か
第2節 ドゥテルテ大統領の“人気取り政策”はフィリピン経済の発展に結びつくか
第3節 ポピュリズムの終焉はブラジル経済を復活させるか
第4節 景気小康でロシアの強面は緩むか


【第5章】グローバル経済
 カギを握る米金融政策と長期停滞論

第1節 世界経済の減速に見られる特徴
第2節 米国の金融政策と世界経済のサイクル
第3節 逆オイルショックのインパクト
第4節 長期停滞のリスクを探る


【第6章】アベノミクスを検証する
 4年間の「光」と「影」

第1節 経済再生に対する期待感の高まり
第2節 経済の好循環の歯車に狂い
第3節 アベノミクス再起動に向けた課題


【第7章】日本の財政
 将来不安を解消する社会保障制度の改革を

第1節 短期・中期的な社会保障制度の改革を
第2節 消費増税延期が日本経済に及ぼす影響
第3節 将来的に懸念される「トリプル安」
第4節 わが国の「中福祉・低負担」の財政構造は限界に
第5節 どのように分配政策を実施していくべきか


【第8章】日銀の金融政策
 隠された「切り札」残されているのか

第1節 日銀クジラの国債購入は2020年末には腹七分目に
第2節 蜃気楼のごとく近づけない目標
第3節 金融史に新たなページを刻んだマイナス金利政策
第4節 マイナス金利で一体何が変わったのか
第5節 日銀の出口戦略はいばらの道
第6節 ヘリコプターからお金をばらまくとどうなるか


【第9章】少子高齢化
 経済構造の大転換を乗り越えた先の未来とは

第1節 少子化の現状と先行き
第2節 少子化の要因と高齢化問題の進行
第3節 少子高齢化が労働市場に与える影響
第4節 世代間格差の拡大と社会保障の維持可能性
第5節 少子高齢化を踏まえた経済構造の今後


【第10章】FinTechから金融イノベーションへ
 金融業のエコシステムに影響を与えるイノベーションとは

第1節 「Society5.0」と変わり始める金融業
第2節 4つのイノベーション
第3節 金融イノベーションと金融業のエコシステム
第4節 銀行業~海外送金における非中央集権型・非伝統型モデルの台頭
第5節 保険業~IoTの活用による新たな保険商品の台頭
第6節 アセット・マネジメント~個人向けの資産運用手法の革新
第7節 金融イノベーションを起こす有力候補は


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