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なぜ2人のトップは自死を選んだのかJR北海道、腐食の系譜

吉野 次郎 著
四六判、232ページ
発行日:2014年4月14日
定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-8222-7448-1
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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なぜ2人のトップは自死を選んだのかJR北海道、腐食の系

2011年9月12日、1人の経営者が忽然と姿を消した。JR北海道の社長、中島尚俊氏である。同年5月に起きた特急列車の脱線炎上事故。その再発防止に向けて陣頭指揮を執っていた矢先の失踪だった。そして6日後。石狩湾で変わり果てた姿で見つかった。前代未聞のトップの死――。だが、これだけでは終わらなかった。

2014年1月15日、今度はJR北海道の相談役だった坂本眞一氏の遺体が石狩湾で発見された。遺書は見つかってないが、北海道警は入水自殺と見ている。坂本氏は中島氏の2代前の社長を務めていた。なぜ2人のトップが相次いで自死しなければならなかったのか。

脱線炎上、運転士の逮捕、データ改竄とトラブルが止まらなくなったJR北海道。始まりはどの企業でも起こり得るほころびに過ぎなかった。だが四半世紀余りの間に、経営陣の些細な判断ミスと現場の小さなウソが蓄積され、取り返しの付かない悲劇へと転落した。
新社長の島田修氏は異常事態を収拾できるのか。

徹底した現場取材に加えて、故・坂本氏や前社長の野島誠氏、労組委員長など8人の証言から退廃の真相に迫る。

本誌の紹介
  • 〔証言1〕隠蔽工作、20年以上前から
     JR北海道社長 野島誠の懺悔
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  • 〔証言2〕労組は革マル派の支配下にあり
     衆議院議員 平沢勝栄の憤怒
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  • 〔証言3〕再発防止策はモノマネに終始
     関西大学教授 安部誠治の酷評
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  • 〔証言4〕トンネルの中で走馬灯を見た
     市立釧路総合病院・泌尿器科医 新藤純理の悪夢
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  • 〔証言5〕組合対立、何が悪い
     JR北海道労組委員長 鎌田寛司の反駁
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  • 〔証言6〕鉄道事業はなおざりにしてない
     JR北海道相談役 坂本眞一の遺言
  • 〔証言7〕盟友の死、つらすぎる
     JR北海道会長 小池明夫の証言
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  • 〔証言8〕これほどひどいとは思わなかった
     国土交通省・鉄道局技術企画課長 潮崎俊也の驚愕

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