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答えは、箱から逃げ出すこと

奥田 務 著
四六判、288ページ
発行日:2014年11月4日
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-8222-7786-4
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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新しい業態の百貨店を作り続けた
J・フロントリテイリング 奥田氏の半生記

売上高がピーク時の3分の2に減少した百貨店業界。多くの老舗企業が苦悩する中にあって、先駆者として走り続けてきたのがJ.フロント リテイリングの奥田務相談役です。

その実績は、数字が如実に物語っています。奥田氏が大丸の社長に就いた1997年度、大丸の売上高営業利益率はわずか0.8%(連結)。ほとんど利益の出ない状況、ほかの老舗百貨店と同じように、大丸も瀕死の状態だったと言えるでしょう。奥田氏はそれを、松坂屋との統合直前の2006年度には4.1%に変えています。ROE(自己資本利益率)を1.9%(97年度)から17.5%(06年度)に高める一方で、有利子負債は1848億円(97年度)から777億円(06年度)に圧縮しました。

原動力となったのは、奥田相談役が培った「時代を見抜く目」にあります。百貨店変革の必要性をいち早く見抜いて構造改革を進め、高コスト低収益体質の旧来型百貨店ビジネスと決別。新しい百貨店のビジネスモデルを構築しました。

改革はそれだけにとどまりません。2007年には、名古屋の老舗百貨店・松坂屋との経営統合を断行し、業界再編の先陣を切ります。その後もパルコを買収するなど、百貨店の枠を越えて変化を続けていきました。

流通業界きっての理論家・奥田務氏が半生を賭した百貨店人生から見えてきた「経営論」とは何か。紡ぎ出された「奥田流経営学」は百貨店業界ばかりでなく、旧来型の体質から変わりきれない多くの日本企業に参考になるはずです。

本誌の紹介

【第1章】1974年:ニューヨーク

アメリカで知った小売業の未来

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【第2章】1976年:ニューヨーク

米百貨店、百花繚乱の時代

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【第3章】1983年:大阪・梅田

“宇宙人”の挑戦と挫折

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【第4章】1991年:メルボルン

異国の地で覚醒した「経営者・奥田務」

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【第5章】1997年:大阪・心斎橋

大丸改革の神髄

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【第6章】2003年:札幌

北の大地に作り上げた「理想の百貨店」

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【第7章】2007年:大阪、名古屋、東京

老舗同士の統合がなぜ成功したのか

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【第8章】2009年:大阪・心斎橋

新しい百貨店モデルへ

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【第9章】2014年:台北、上海

百貨店からマルチリテーラーへ

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