売上高が半減し、利益が急増する。株式の益出しなど、「含み経営」は消え去り、企業年金は曲がり角に――。企業を測るモノサシを世界中で1つにする、国際会計基準(IFRS)が2015年にも日本で強制適用になる。日本の会計基準も動き出し、変化は既に始まっている。ここに来てIFRS自身の基準はさらに変わり始めており、改めて動きを追い直す必要も出てきた。
昨年秋に発行し、大ヒットした日経ビジネスIFRS別冊の大改訂版。IFRSに対応する企業の最新実例
を交えながら、IFRSで何が起こり、企業と仕事はどう変わるのか、具体的に提示する。
全編、IFRSで変わる最新企業ランキングを多用して、企業の意外な変化を示していく。
1部特集:IFRS時代本格開幕へ
IFRSで始まる経営激震
2部特集:あなたの会社が変わる
2-1章
収益が揺れる
- 売上高に激震が起こる
- 実は影響大、機能通貨
- 債権管理が難しくなる
2-2章
資産が経営を揺らす
- 減価償却がここまで変わる
- リースで経営が変わる
- 在庫の評価が変わる
- 投資用不動産で企業価値が変わる
- リスクヘッジが難しくなる
- 繰り延べ税金資産が変わる
- 保険会社が変わる
2-3章
事業戦略に激震
- リストラが変わる
- M&Aが変わる
- 研究開発に大変化
- 持ち合いが変わる
- 無形資産が経営を揺らす
- 親子上場に変化が始まる
- 連結会社が変わる
- 関連会社の範囲が変わる
2-4章
財務で会社が揺れる
- 財務諸表が変わる
- リストラ引当金を計上できない?
- 減損計上が一変する
- 少数株主の扱いが変わる
- セグメント情報で会社が変わる
2-5章
生活と投資が変わる
- 年金が企業を揺らす
- 有給休暇・ストックオプションが変わる
- オフバランスの仕組みが変わる
- 金融商品の開示が変わる
3部特集:おさえておきたいIFRS用語集
4部特集:IFRSであなたの仕事はここまで変わる
5部特集:かく戦う、我が社のIFRS戦略
6部特集:企業のリスクはここまで変わる
7部特集:経営課題をIFRSシステムで乗り越えろ
8部特集:IFRSで一変!企業評価と投資のここがツボ
財務諸表の常識が変わる 編
1章
あなたの知る、決算書が一変する「包括利益」登場
- ここがツボ、IFRS財務の読み方
- IFRSで変わる、これが新財務3表 の使い方
2章
IFRS決算書を 財務3表のつながりで完全理解
-
【適用第1号 日本電波工業を徹底解剖】
- 課題1/つながりで見ると、「売上高認識」はどうなる?
- 課題2 /つながりで見ると、「原価償却」はどうなる?
- 課題3/つながりで見ると、「金融商品」はどうなる?
- 課題4/つながりで見ると、「有給休暇」はどうなる?
IFRSが起こす経営激震 編
3章
もう知らないではすまない
IFRSでここまで変わる会計 〜さらに動く基準の行方〜- 経営計画が激変 売上高がこんなに変わる/負債 の扱いが債務発生確率で変わる/
投資用不動産が企業価値を激変/リストラを変える資産除去債務 - 資産が企業を直撃 リースが重荷になる/減損計上に変化/利息計上が難しくなる
- グループ経営に衝撃 連結会社が拡大へ/M&Aがしやすくなる?/
研究開発のあり方が変わる/リスクヘッジが難しくなる/セグメント情報で会社がわかる - 「投資」が経営を揺さぶる
最重要 !原価償却はこうなる/持ち合いが終わる!?/少数株主の利益も会社のものに - あなたの生活に激震 年金が会社の利益と資産を揺さぶる/
有給休暇、ストックオプションが会社を変える
4章
しっかり知りたい IFRS用語集
5章
世界初のIFRS本格導入 その時 欧州企業に何が起きた
- PART1/隣の企業の影響は参考にならない
- PART2/IFRS積極対応派の勝算
- PART3/IFRSの影響はこう抑える
- PART4/最大の影響は原価償却 監査法人アヴァンティア法人代表に聞く「監査法人は論争の相手になる」
6章
IFRSが壊す日本的経営〜財務諸表一変、後付け経営の終焉〜
- PART1/競争力再生の分水嶺
- PART2/年金減額が壊す「企業と人」
- PART3/非「積極派・堅実派」の第3の道
- PART4/上場企業「包括利益」ランキング
投資家必見、企業評価 編
7章
投資家必見!IFRS時代、企業評価はここまで変わる
- PART1/企業評価に使えるこの指標
- PART2/この業種 の株価はどうなる!? 機械/不動産/銀行/電機/商社
- PART3/あなたの会社の値段が変わる
売上高が半減し、利益が急増する。株式の益出しなど、「含み経営」は消え去り、企業年金は曲がり角に――。企業を測るモノサシを世界中で1つにする、国際会計基準(IFRS)が2015年にも日本で強制適用になります。日本の会計基準も動き出し、変化は既に始まっているのです。当面の対象は、上場企業の連結決算ですが、取引相手となる中堅・中小企業にも影響は及びます。モノサシの変化とともに大企業の企業行動が変わるからです。IFRSは日本の企業をどこまで変えるのか。本書では、実例を交えながら基本から何が起こり、どう対応すべきか具体的な指針まで提示します。
1章
IFRSってなに? 何が起きるの?
2章
あなたの仕事はここまで変わる
【事業戦略に激震】
- 事業計画練り直しも
成績表 M&A リストラ 持ち合い 引当金計上 - 資産はどこまで持つべきか
土地持ち企業の不動産投資 無形資産の「価値」が変わる 減損計上 - グループ経営の見直し必至
親子上場 連結会社 関連会社の範囲 少数株主の扱い
【収益に激震】
- 事業モデルの転換を迫る
売上高 減価償却が変わる 海外支店・子会社の外貨取引 在庫の評価 リース
【生活と投資に激震】
- 財務で会社が揺らぐ
- 投資とIRはこうなる!
【まだまだ変わるIFRS】
- 運命は欧米に握られた 企業揺るがす柱の基準の行方
3章
知って納得、IFRS用語
4章
こう変えるIFRS経営
(1)名物経営者、有力企業の経営改革
- 日本電産:永守社長
- コマツ:木下CFO
- 武田薬品:高原コーポレートオフィサー
- 三井住友海上GHD:江頭社長
(2)完全版、業界別IFRS対応法
- 電機
- 建設、不動産
- 流通
- 医薬
- 自動車、紙パ
- 食品
5章
経営リーダーならここまで知りたい
- (1)「大きいことは速いことだ」 経理から変わる!グローバル経営
- (2)IFRS導入の誤解
- (3)IFRSでさらに使えるこの経営指標
- (4)資金調達はここがポイントになる「関係ない」ではすまない
- (5)中小企業とIFRS、これだけの問題
- (6)監査法人はここを見る






