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アドラーに学ぶ部下育成の心理学

小倉広 著
A4変型判 196ページ
発行日:2014年8月18日
定価:1,512円(税込)
ISBN:978-4-8222-5030-0
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング

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アドラーに学ぶ部下育成の心理学

「自ら動く部下」が欲しいなら
ほめるな、叱るな、教えるな

1人でも多く「使える部下」が欲しい——そんな切実な思いを抱えながら、日々、部下の育成に心を砕くマネジャー。

だが、多くの場合、その育成法は間違いだらけだ。「ほめて育てる」「叱って育てる」「教えて育てる」といった“常識”がいかに的外れか。

「課長塾」の講師であり、ベストセラー『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』の著者が、「教育の心理学」とも言われるアドラー心理学の視点から、“本当に効く”部下育成術を伝授する。

本誌の紹介

はじめに

今こそアドラーの教えを企業経営に生かす時

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プロローグ

「常識をくつがえす」アドラー心理学の教え

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第1章  ほめてはいけない

  1. あなたは社長をほめますか
    ほめられた部下が思うこと/あなたはイチローをほめますか?
  2. あなたは野菜を食べない子どもをほめますか
    コントロールしようとすれば、信頼を失う/
    野菜を食べている子どもを勇気づける
  3. あなたは達成率60%の部下をほめますか?
    結果だけを見るから勇気づけができない
  4. 「ほめる」と「勇気づける」はどう違うのか?
    勇気づけ=困難を克服する力を与える
  5. 「ほめる」は“中毒患者”を作り出す!?
    「勇気づけ」で自立を促す/小さいうちは、ほめてもいい
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第2章  叱ってはいけない

  1. 人は自らよくなろうと努力する
    「勇気くじき」につながる指導/「叱らない=甘やかす」の落とし穴
  2. 叱らずに勇気づける」の基本形」
    「誘い水」指導でアイデアを引き出す」/2つの基本形を根気よく繰り返す
  3. 勇気づけの万能スキル「アイ・メッセージ」
    主観伝達も容易にできる/「二次感情」は「一次感情」に置き換える
  4. 「犯人捜し」と「吊し上げ」の弊害
    ソリューションだけにフォーカスする/原因分析はこっそりと少人数で
  5. フィードバックとフィードフォワード
    フィードバックは5段階で考える/フィードフォワードで未来を見せる
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第3章  教えてはいけない

  1. 指示をするから指示待ちになる
    ティーチングとコーチング/時と場合によって使い分ける
  2. 基本形は「ホワイトスペース」と「支援応需」
    支援応需は事前告知が鉄則/
    「知識・技術」中心から「姿勢・意欲」中心の育成へ
  3. 定例面談という「場」を作る
    「取り調べ尋問」は百害あって一利なし/接触頻度を上げて信頼関係を築く
  4. 「あなたはどうしたい?」オウム返しの質問をする
    「どうすべき?」ではなく「どうしたい?」と聞く/
    「答え持ってこいルール」で職場を変える
  5. 悩む部下にヒントを与える「リソース補給」
    「質問」「ひとりごと」「提案」の3つの伝え方
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第4章  自然の結末を体験させる

  1. 人は体験からしか学べない
    「やらされた体験」では成長しない/先回りして失敗を防いではいけない
  2. 「自然の結末」とは何か
    親には子どもの人生は生きられない/放っておくのは冷たい仕打ちか/
    迷惑がかかる場合はどうするか
  3. 嫌みを言ってはならない
    「事前告知」と「信頼関係」に注意を払う/「論理的結末」も解決策の1つに
  4. 成功を増やしたいなら、失敗を増やせ
    「成長曲線」を考え方の土台に/PDCAのサイクルを素早く回す
  5. 「信用」ではなく「信頼」を重んじる
    “担保”がなくても相手を信じる/ピグマリオン効果とゴーレム効果
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第5章  「論理的結末」を体験させる

  1. 食事の時間に遅れて来たら…
    事前に約束し、学びを見守る/「甘やかし」から子どもは何を学ぶか
  2. 嫌みや叱責は「罰」になる
    「気づかせる」は支配する側の発想/明るく、カラリと部下に接する
  3. 関連のない結末も「罰」になる
    ミスが多い社員に体験させる結末とは
  4. 「担当替え」という論理的結末
    罰にならない配慮が重要/「片道切符」にせず、やり直しの事例を作る
  5. 「人事考課に反映させる」という論理的結末
    人事制度の整備は人材育成に不可欠/
    フィードバック面談で「ダメ出し」は厳禁
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第6章  課題を分離し、境界線を引く

  1. 人間関係の基本は「境界線を引くこと」
    あらゆる人間関係トラブルの根源/「課題の分離」は冷たい考え方か
  2. 「結末を引き受けるのは誰か」を考える
    子どもが勉強しないと、なぜイライラするのか/
    「迎合」も「支配」と同様に不健全
  3. 「感情」に関しても課題を分離する
    陰口を言われても気にしない/部下の感情に責任を負ってはいけない
  4. 部下を支配しても、迎合してもいけない
    「迎合」の果てに訪れた最悪の結果/支配と迎合はコインの裏表
  5. 上司の仕事は環境を作ること
    無理に水を飲ませることはできない/ニーバーの言葉に表れる教育の神髄
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あとがき

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