どんな会社でも起こる“組織の失敗”への対処法

2018年8月30日(木) 東京開催

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“こんなはずじゃなかった”と嘆く前に、「組織の失敗」への対処法を学ぶことが大切。
“小さな違和感”を分析し、失敗再発防止の“型”を作ろう!

失敗は色々ありますが、個人が“滑った転んだ”“寝坊した遅刻した”程度の「つい、うっかり」の失敗を繰り返しても、組織全体が崩壊することはありません。

それよりは、前例やデータがなく、想定外と称されるような“まさか”の失敗が、一気に組織を崩壊させるのです。

しかし、これは決して想定できないものではなく、違和感を捉えて自分で考えていけば想定できるものばかりです。

典型例として、大津波にやられた福島第一原発事故が挙げられるでしょう。

“まさか”の失敗の多くは、事故後に分析してみれば、成功を続けたことによるマンネリ化が主因になっています。

成功に自信を持って過剰に規制緩和したり、精神論や自己優越感を振り回したり、挑戦的に改善変更を許してしまう。

いつかは対策しなくては、と思っていても、周りが目こぼしして許してくれている、と勝手に判断して、とりあえず先送りしてしまうのが最もやってはいけないことなのです。


本セミナーは、「組織と個人の気づく力」を強化し、失敗の再発防止をする為の基礎となる“型”を創ることができるようになります。

“型”を創ることで、将来起こるかもしれない“想定外の組織エラー”に備える対処法が身につきます。

本講座のポイント

【失敗学─原因から未来の失敗を予測する】

失敗が起きるごとに原因を究明してデータを作成すべきです。
そうすることで、現在のリスクに気づいた時点で、似たようなシナリオで起きた過去の失敗をデータベースから探索すればよくなります。
この“失敗知識”を使えば、看過して大きな失敗に成長する前に、未来の失敗を予測してリスクの芽を摘むことが可能になります。

【気づきの想像力─過去を参考にしてリスクやチャンスを見つける】

現場のリスクや、新商品のチャンスに気づくためには、過去の知識データベースを再利用するナレッジマネジメントが有効です。過去の前例が少ないときや、そもそも設計解が皆無で検索できない時は、五感で違和感を感じとって、自作の失敗のシナリオを想定することが重要になります。

講座プログラム

【第1部】どんな会社でも起こる“組織の失敗”への対処法
  1. 失敗を防ぐには、過去の失敗知識を用いて、失敗再発防止の“型”を勉強するのが一番!

    失敗の勉強は、本来誰でも仕事を変えたら1万時間はやるべきことです。
    勉強を行うことで「つい、うっかり」の失敗が防げるようになります。
    そして、その次のステップとして、型を破って仮説生成(アブダクション)能力を駆使し、自分で新しい“まさか”の失敗を想定して対策してみましょう。

  2. 実際に事業が継続できないような“まさか”の失敗を想定してみよう

    東電の原発事故。神鋼の特採。東芝の不適切会計・・・。
    近年、大手企業でも事業継続が難しくなってしまう“まさか”の失敗を起こしています。
    その主な原因は“成功に自信を持ったマンネリ化”です。

     ①過剰緩和:成功は失敗のもと。
     ②過剰モラル:精神論は失敗のもと。
     ③過剰改変:変更は失敗のもと。

    この3つの自信からくるマンネリ化があると、日露戦争勝利で自信を持った旧軍と同じく、企業を在らぬ方向へと進めてしまう原因になります。
    自らが所属する企業では、どのような失敗が想定できるのか考える事で、対処法を考えることができるようになります。

  3. 違和感を持てない人に、いくら分析させても無駄である

    いくら優秀なナレッジマネージャーも、違和感がなければデータを活かす思考作業が始まりません。
    違和感を感じることのできる人は、そこから自説を展開でき、創造性にも優れます。
    違和感を感じられるようになる方法が学べます。

  4. スケジュール手帳だけでなく、アイデアノートを持とう

    雑念を捨てて思考を集中するだけでは“まさか”の失敗の兆候に気付かず、大発明的成功のヒラメキが出てきません。
    多くの記憶が無意識の中で想起される、マインドワンダリング(心の彷徨)状態に自分の脳を積極的に持ち込み、思考を広域に展開してみましょう。
    これまでは、マインドワンダリングは、雑念を想起させ、思考エネルギを空回りさせるので、人生の無駄時間であると思われていました。
    しかし、そうした思考の寄り道こそが成功へのヒラメキに繋がるのです。

【第2部】質問に対する回答、よくある事例の解説

 こちらの「お問い合わせフォーム」より、事前のご質問をお受けいたします。


必要事項のほか、「お問い合わせ内容」欄に「どんな会社でも起こる“組織の失敗”への対処法」(8/30開催)、「質問」と「具体的な内容」をお書きください。
皆様からいただきましたご質問は、セミナーの【第2部】にて回答いたします。
なお、当日質問もお受けしますが、事前質問から優先して回答、解説いたしますので、できるだけ事前に質問することをお勧めします。


※「事前質問」については、8/29(水)の正午に受付終了いたします。それ以後のご質問は、「当日質問」にて承りますので、セミナー当日の記入シートにお書きください。

講師

中尾 政之(なかお・まさゆき)氏

中尾 政之(なかお・まさゆき)氏

東京大学大学院 工学系研究科機械工学専攻 教授


プロフィール詳細

1958年生まれ。
1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修士課程修了。
同年、日立金属株式会社勤務、1989年HMT Technology Corp.に出向、1992年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授、2001年東京大学工学部附属総合試験所教授を経て、2006年より東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻教授。
専門は生産技術、ナノ・マイクロ加工、加工の知能化と情報化、創造設計と脳科学、失敗学。
著書に「設計のナレッジマネジメント」(日刊工業新聞社)、「機械創造学」(丸善)、「生産の技術」(養賢堂)、「創造設計学」(丸善)、「公理的設計」(森北出版)、「失敗百選」(森北出版)、「失敗は予測できる」(光文社)、「失敗の予防学」(三笠書房)、「創造設計の技法」(日科技連)、創造はシステムである―「失敗学」から「創造学」へ―(角川書店)、知っておくべき家電製品事故50選(日刊工業新聞社)、「続・失敗百選」(森北出版)、「続々・失敗百選」(森北出版)など。

開催概要

セミナー名 どんな会社でも起こる“組織の失敗”への対処法
日時 2018年8月30日(木)
14:00~17:00
(13:30受付開始)
会場 エッサム神田ホール2号館
東京都千代田区内神田3-24-5
受講料 一般:32,000円(税込)
※「日経ビジネスDigital版セット」半年間購読付となります。複数名でセミナーに参加される場合は、2人目以降より割引価格28,000円(税込)にてお申込みいただけます。
日経ビジネス読者:25,000円(税込)
プラチナ会員特価:16,000円(税込)
定員

各100名

※最少開催人員:40名
※参加申込人数が最少開催人数に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

主催 日経ビジネス
協力 新社会システム総合研究所

セミナーに関するご質問・お問い合せはこちら お問い合せフォーム

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