環境戦略に新たな動き 独自性見せる4社

2000年に始まった環境ブランド調査は今回が14回目になる。環境に配慮した商品や事業活動などが一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているのかをアンケートで調査した。上位10社の顔ぶれは前年と大きく変わらなかったが、従来の環境戦略を見直し、独自の取り組みで道を切り開いた企業が大きく順位を伸ばしてきた。

(中西 清隆、桜井 敬三)

【環境ブランド調査の概要】
 主要560社の企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているかについて、インターネットを利用してアンケート調査し、結果を集計・分析した。調査時期は2013年3月21日~4月25日で、全国の一般消費者およびビジネスパーソン1万9270人から回答を得た。調査は2000年から毎年実施しており、今回が14回目となる。
 ランキングに使う「環境ブランド指数」は、企業のブランド形成に影響する4つの指標を総合したもので、偏差値(平均50)で表している。4つの指標とは、回答者が当該企業の環境情報に触れた度合いである「環境情報接触度」、環境報告書や各種メディアなどの環境情報の入手先を集計した「環境コミュニケーション指標」、環境面であてはまると思われるイメージについて集計した「環境イメージ指標」、環境活動への評価を集計した「環境評価指標」である。なお、「企業ブランド」とは必ずしも1つの企業を指すわけではなく、グループ会社など複数企業で共通して使っている商標などは1つとしてカウントした。