サントリーが1位、トヨタ自動車が2位を堅持し、共に環境ブランド指数を上げた。ベスト20に大きな変動はなかったが、20~30位台に新しい顔ぶれが台頭してきた。ダイキン工業とP&Gに焦点を当てると、ブランド構築の重要な要素が浮かび上がる。

藤田香(日経エコロジー)

2014年上位40企業ブランドを対象とした。2013年から10位以上順位を上げたブランドのうち、2012年からも5位以上アップしたブランドを掲載
【環境ブランド調査の概要】
 主要560の企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているかについて、インターネットを利用してアンケート調査し、結果を集計・分析した。調査時期は2014年3月21日~4月25日で、全国の一般消費者およびビジネスパーソン1万8196人から回答を得た。調査は2000年から毎年実施しており、今回が15回目となる。
 ランキングに使う「環境ブランド指数」は、企業のブランド形成に影響する4つの指標を総合したもので、偏差値(平均50)で表している。4つの指標とは、回答者が当該企業の環境情報に触れた度合いである「環境情報接触度」、環境報告書や各種メディアなどの環境情報の入手先を集計した「環境コミュニケーション指標」、環境面であてはまると思われるイメージについて集計した「環境イメージ指標」、環境活動への評価を集計した「環境評価指標」である。なお、「企業ブランド」とは必ずしも1つの企業を指すわけではなく、グループ会社など複数企業で共通して使っている商標などは1つとしてカウントした。