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「ゴルフをしなくなるのは、自分が死ぬとき」--青木 功(後編)

  • 三田村 昌鳳

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2008年2月18日(月)

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 いまの日本ツアーが面白くないのは、何故だと思いますか?

 青木 「我々プロゴルファーは一般人から見たら雲の上のような賞金を貰っているんだから、もっと切羽詰ったゲーム、高度な技術、それに魅せるものがなければいけないと思う。でも、いまの選手を見ていると、よくいえば優等生。子どもに悔しさを教えない親も悪いと思うよ。

 よく楽しみましたっていうけれど、おかしいよね。なにやってるんだって言いたくなる。勝負を自分の仕事として、トーナメントを戦っていて、楽しむという言葉はないでしょう。自分がどこまで勝てるのだろうかというゲームと、楽しむというゲームは違うんだから……」

 青木さんが、日本で活躍していた時代とは大きな違いがありますか?

 青木 「俺たちは、なにをやるにしても絵になりすぎたんだね(笑)。悔しさや喜び、あるいは真剣さ、窮地に立たされたときの表情なんか、もっとあったと思うよ。ジャンボ(尾崎)にしても中嶋(常幸)にしても、そうだった。いまの人たちは優等生。やりたいけどできないのか、やらないのか、そういう仕草がないから見ていてワクワク感が伝わらないのは確かだと思う」

 何故だと思いますか?

 青木 「教育の問題や世代の違いもあるから、それに関してはそれ以上言っても仕方ないけど、ただ、1つ言えることは、道具の進化がある意味ゴルフをつまらなくしたと思うし、肉体的にも疲労感が大きいから、目一杯なんじゃないかな」

 道具の進化がつまらなくした?

 青木 「だってボールが曲がらないじゃない。ボールが曲がるから、曲げる技術が発達するわけでしょう。自分の技術で自在に曲げるというのがゴルフの面白さであり、技術。真っ直ぐ打とうと思うこと自体が、違うと思うんだよね。だって丸いボールを平たいフェースで打つんだから、曲がらないと思うのがおかしい。それに、体を回転させながら打つわけだから。

 本来ボールは曲がるものというところからスタートしてゴルフを覚えないと、幅が狭くなると思うんだ。ところが、いまのクラブは曲がらない。つまり曲げにくい。特にドロー系はいいけれど、フェード系はスピン量も少ないから、曲げにくい。相当切らないと(カットに打つ)スライスしない。なんでもかんでも、真っ直ぐ真っ直ぐじゃね」

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