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いま、鏡の中にある自己責任

2009年3月5日(木)

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「なんだか最近このコラム、男と女の人生劇場みたいになってるよ。『酒と泪と男と女』っていうか『大阪で生まれた女』っていうか」

女々しいイラスト

 ええ、ちょっと自分でもそう思っております。今回はもう少し、ライトな話題で参ります。

 このページを一番下までスクロールしていただければお分かりのように、イラストレーターの祖父江ヒロコさんは私のことをかなりビューティな雰囲気に描いてくださっています。
 しかし、実際のところの私はバボちゃんに似ています。
 そうです、フジテレビがバレーボールワールドカップのマスコットとしている、あれです。

 いまやタレントの川合俊一さんが全日本のエースだったころにそれに似ていると指摘されて以来、私はこう信じて生きてきました。「あれに不満そうな口を描きくわえたら、私に瓜二つだ」と。

 なので紛れ込んでしまったデパート1階、煌々と明るい化粧品売り場の一角でカウンターの向こうの美容部員嬢に「自分の顔の輪郭とその内側のパーツについて、それぞれ最大の特徴をひとつずつ簡潔に挙げよ」といった趣旨のことを言われた時も「顔が丸くて目が大きい」と即答です。

 不満口については触れません。
 しかし美容部員嬢はそれを真っ向から否定した。

「いいえ、お客様のお顔の最大の特徴は、エラが張っていることと、目が垂れていることです」

 えっ。丸々っとしているんじゃないの?
 私の自己認識はなんだったのか・・・。

「お客様、普段からもっと鏡を見るようにしてください」

 美容部員嬢は私の顔を覗き込む。
 まあ確かに、今日なんか、化粧、全然してないし。眉くらい描けって、そう思ってますよね、きっと。

「例えばこちらの新製品のアイラインをお使いになると、あっという間に切れ長の瞳が・・・」

 いーえ、今日は何も買いません!

 はっきりそう言いたい気持ちで美容部員嬢の解説に耳を傾けつつ思考はあさっての方向へ。

 鏡、どのくらい見てますか?

 これはあくまで一般論ですが、女性は鏡が好きな傾向にある。
 じっと見ている。ときおり角度を変える。
 各パーツに何か不具合を発見すれば、その場で加筆修正が行われる。鏡の中の自分が好きで見とれているというよりは、常にチェックを欠かさないのです。

 一方で、これもあくまで一般論ですが、男性はそういう鏡の見方をしない。
 そもそも見る回数が女性に比べ、圧倒的に少ないですね。きっと女性ほどは己の外見に、興味がないのでしょう。

 それに、何も施していないから、崩れる心配がないというのもございましょう。

 男性が鏡をじっと見るときは、顔を構成する各要素を確かめるというより、そこにいる「俺」そのものを見ているのではないでしょうか。

 鏡つながりでこんな話。
 自衛隊の幹部を養成する学校にお邪魔したことがあります。

コメント7件コメント/レビュー

ぐうの音も出ません。思い当たることばかり。(2009/04/08)

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「いま、鏡の中にある自己責任」の著者

片瀬 京子

片瀬 京子(かたせ・きょうこ)

フリーライター

1972年生まれ。東京都出身。98年に大学院を修了後、出版社に入社。雑誌編集部に勤務の後、2009年からフリー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ぐうの音も出ません。思い当たることばかり。(2009/04/08)

おじさんが若いインストラクターの言うことを聞かないのは、客観性がないというよりも、保守的で、格を重視するからでしょう。自分より若い男性から教わるときには、習い事上では格上でも、社会人としては格下だと思うので、言うこと聞かずに自己流でやる。もし、おじさんと同じくらいの年か、もっと年上だったり、たとえ年下でも、その施設のトップやその世界では有名なえらいインストラクターだったりしたら、従順に言うことを聞くのではないか?女性の場合は、異性である男性のインストラクターの指示は、たとえ年下でも違和感なく従えるのではないか?そんなことを考えた。女性の方が、たとえ年を取っていても柔軟で、おじさんは保守的で、融通が利かない。そういう話ではないかと思う。(2009/03/11)

アラフォー男です。そうそう、日常の服でいいのを置いている店がなかなかないのですよね。。。それでも私はいいお店を見つけたので、そこに通っているしだいです。あと、エステとかサーキットトレーニングとか女性専用のお店は多いですが、男性が行けるところがなかなかないのですよね。。。男性用のも欲しいです。(2009/03/06)

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