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男の夢は、「無事生還」

第263回 トヨタ ランドクルーザー70 【開発者編】

2014年12月1日(月)

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トヨタ自動車製品企画本部 チーフエンジニア小鑓貞嘉(こやり さだよし)さん

F:はじめまして。フェルディナント・ヤマグチと申します。どうぞよろしくお願いします。

:こちらこそ、よろしくお願いします。

F:このたび10年ぶりにランクル70の国内販売を再開されました。この間も海外では途切れること無くずっと販売を続けていた。国内での販売再開には、どのような意味があるのでしょう。

:エンジンが進化して“マル排”を……ああ、我々は排気ガス規制のことをこう呼ぶのですが……これをクリアすることができるようになったのがひとつ。そしてトヨタが国内でこういったヘビーデューティーなクルマを長い間出していなかった、これがもう一つの大きな理由です。お客様からの要望は多かったのに、それに応えることができていなかった。

「アンダー構え」がプラドとは違います

F:プラドじゃダメなんですか? 蓮舫センセイじゃないですけど(笑)。

こちらがランドクルーザー プラド。

:プラドじゃダメですね。4WDの愛好家の方から言わせると、やはり全然違います。ベビーデューティーさというものが。

F:FJクルーザーはどうでしょう。あれはFJ40の現代版として出されたクルマですよね。

FJクルーザー(左)と、インスパイア元となった“ランドクルーザー 40”、FJ40

:同じことです。FJは単なるプラドの置き換え(外装のみの違い)ですから。

F:でもFJは、見た目ゴツくてヘビーデューティーな印象がありますが。

:僕らは見た目よりも、やっぱり足回りの強靱性や、オフロードでの走破性が重要だと思っています。本格4WDという呼び方をするクルマは、もともとのグラウンドクリアランスからして全然違う。見た目もそれ相応の面構え、アンダー構えをしています。

F:“アンダー構え”。なるほど。本当に険しい場所に行ったら、70なら抜けられるけれども、FJクルーザーだとダメ、というようなケースはあるのですか。

:もちろんです。70とFJではもう歴然の差があります。まずアプローチアングル、ランプブレークアングル、およびデパーチャーアングル、そして地上高。これが全然違う。

コメント16件コメント/レビュー

業務でランクルに乗って災害現場の調査に入っていたことがあります。アルピニストが岩場でルートファインディングをする目で地表を眺め、傾斜や露岩の位置、ガリーや弱い堆積物を読んでルートを定めて入っていきます。スーパーローでは歩くほどの速さで、でもトルクフルなエンジンとロバストなメカはしっかり人員と機材を運んでくれました。現場では方向転換してからキーを挿したまま降車して調査。いざという時に1秒でも早く逃げるため。そんな用途にはこの上なく信頼の置ける相棒でした。(2014/12/05)

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「男の夢は、「無事生還」」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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業務でランクルに乗って災害現場の調査に入っていたことがあります。アルピニストが岩場でルートファインディングをする目で地表を眺め、傾斜や露岩の位置、ガリーや弱い堆積物を読んでルートを定めて入っていきます。スーパーローでは歩くほどの速さで、でもトルクフルなエンジンとロバストなメカはしっかり人員と機材を運んでくれました。現場では方向転換してからキーを挿したまま降車して調査。いざという時に1秒でも早く逃げるため。そんな用途にはこの上なく信頼の置ける相棒でした。(2014/12/05)

そもそもランクルとランクルプラドは(70がプラドの派生元とはいえ)別の車種でしょうに。(2014/12/04)

ハイリフトジャッキのかけられるバンパーを持つ乗用車(笑)にかれこれ10年ほど乗っておりました(20年ほど前ですが)。デフロックが無いと、たとえば4ページ目の写真のように左前脚が浮いたときに、右後足がスリップする路面だと、ここから動けなくなります。前後デフロックが装備できる70をずいぶんうらやましく思ったものでした。まあ、ハイリフトジャッキの使い方とチェーンの巻き方はずいぶんうまくなりましたが(苦笑)。ちなみに、カタログで比較すると、FJに負けているのはランプブレークくらいで、アプローチもディパーチャーも勝ってました>乗用車(2014/12/03)

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