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ブロガーコミュニティで企画告知の動画配信
約2200人がファン登録、売上高15%増
【動画活用】シャレコデザイン

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  • 2010年4月21日 水曜日
  • 中村 勇介

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化粧品販売のEC(電子商取引)サイトを運営するシャレコデザインは2009年9月に、商品サンプルなどの景品を供して記事を書いてもらえるブロガーコミュニティサービス「モニプラ」上で、動画による企画の告知を開始した。その結果、約2200人が「ファン登録者」となり、2009年の売上高を前年比で15%増やす成果につなげた。

 シャレコデザインは2005年から、自社開発の美容・化粧品を販売するECサイトを運営している。当初から商品を使用したユーザーの体験談などを毎月サイトに掲載し続け、信頼度を高めて売り上げを増やしてきた。

 しかし、そうした体験談を自社サイト上で公開するだけでは、商品の認知がほかの消費者になかなか広がらない。そこで、ブロガーの集まるコミュニティを活用して商品に関する記事を書いてもらい、ネット上で商品のクチコミを広げることを検討した。

 ブロガーとの関係を作るために同社が選んだのが、アライドアーキテクツ(東京都渋谷区)のブロガー向け記事投稿募集サービス「モニプラ」だ。同サービスでは、利用企業が商品サンプルなどを景品にブログ記事のテーマを提示する。その企画や企業に興味を持ったブロガーが、モニプラ上の企業公式ページの「ファン登録者」となり、記事を執筆して商品サンプルなどを手に入れる仕組みだ。サービスは月額費用5万円で月3回の企画を実施できる。

 「中小企業が勝ち抜いていくためには、商品に対する熱いファンが必要」(代表取締役の北林利江氏)。ブロガーとコミュニケーションして、ファンを育成できる可能性に魅力を感じてサービスの利用を開始したのは2008年12月。しかし当初、ファン登録者数は伸び悩んだ。

楽しんでもらう企画で離陸

 利用当初に実施していた企画は、シャレコデザインが肌を美しく保つためのノウハウをまとめた小冊子を提供して、感想を執筆してもらうものだった。ただ、小冊子を読んで感想を書くという条件はハードルが高い。そのため、「企画を2~3回やって、書いてくれたのは10人程度。あまりにも少なかった」(営業企画・店舗運営リーダーの大野幸一氏)。

 そこで視点を変え、もっと楽しんで書いてもらえる企画を立案、2009年3月に実施した。それは同社の洗顔料「シャレコウォッシングフォーム」のサンプルを使って作った「芸術的な泡」の写真をブログに投稿してもらうもの。この企画には100人以上の投稿が集まり、大きな盛り上がりを見せた。「他社がやらないようなことをして喜んでもらい、自社のファンになってもらう」(大野氏)との狙いが当たった格好だ。その上で、優秀記事を書いた3人には景品となる商品の詰め合わせに加え、新たに泡の写真と賞状を額に納めて贈呈することにした。追加コストはかかったものの、喜びの声が投稿されるなどブロガーとの距離は確実に縮まった。

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